株式会社バローホールディングス
決算報告のオンライン化、グループ会計システム統一、データ自動連携により決算が実質3営業日で可能に。連結メンバー・グループ会社の負担を増やさず、経理業務全体の効率化を実現。
導入前の課題
2000年以降グループ会社が急速に増加。連結チームは3名固定で増員ができず、メンバーの業務負荷が課題に
2015年のホールディングス体制への移行に伴い、将来的なバックオフィス業務のシェアード化を構想。シェアード化に耐えうる経理体制の構築に向けて、各社各様だったグループ経理業務の標準化が急務だった
連結決算業務において、親会社だけでなく、グループ会社の負荷軽減にも手を打ちたいと考えていた
導入効果
連結チームの負荷軽減、決算早期化を目的にオンラインデータ収集を採用。大幅な負荷軽減に加え、人的ミスの削減、データ精度向上、問い合わせ対応の減少により決算業務を1営業日短縮
グループ各社の会計システムに、DivaSystemとの連携が容易な勘定奉行V ERP®を採用。グループ統一科目の設定などでグループ経理業務の標準化を実現
個別から連結科目への組み換えの自動化、グループ会計システムとのデータ自動連携の実現により、グループ会社の入力負荷を軽減。早期化、数値精度の向上効果により3営業日で連結精算表の作成が可能に
【導入製品】
DivaSystem EIGS

- ※取材年月 2016年5月
- ※文中に記載されている数値など情報は、いずれも取材時点のものです。勘定奉行V ERPおよび勘定奉行は、株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)の登録商標または商標です。
決算報告のオンライン化、グループ会計システム統一、データ自動連携により決算が実質3営業日で可能に。
連結メンバー・グループ会社の負担を増やさず、経理業務全体の効率化を実現。
- 【導入の経緯】成長を続けるグループの決算には業務標準化が不可欠
将来のシェアード化も見据えた効率化へ踏み出す - バローホールディングスは、スーパーマーケットを中核にドラッグストアやホームセンター、スポーツクラブなどを展開しているバローグループの持株会社(1958年創業、2015年10月持株会社制への移行に伴い商号変更)である。2016年3月時点で690店舗、子会社数は32社にのぼり、グループは急成長を続けている。さらなるグループの拡大が予想される中、連結決算業務の効率化は重要な課題であった。
財務経理部 連結決算課 課長の服部孝宏氏は次のように話す。・・・