導入前の課題
- 経理業務の属人化
- 東京本社と福岡本社の経理機能を東京本社に集約したかったが、福岡本社の担当者(10年以上の業務経験を有する)に属人化した体制を始めとするさまざまな課題が山積みで対応が難しい状態であった。
・特定の担当者へ過度に属人化していた
・経理部への業務負荷(残業時間・休日出勤)が膨大だった
・業務フロー、決算マニュアル及び運用ルールが整備されていない
・経理部だけでなく現場部門から整備をしなくてはならない
導入効果
- 大幅な業務効率化を実現
- ・残業時間が大幅に削減された
・今まで実施出来ていなかった分析業務に注力可能 - 応用した業務にも対応
- ・商流の理解が進んでいる為、突発的な事象にも親和性を持って対応可能
・定型的な決算業務だけではなく、要因・原因分析等の管理会計資料にも対応可能
さまざまな障壁を乗り越え、「安定的な経理体制」を 構築した決算業務アウトソーシングの活用方法
当初から「安定的な決算体制構築」というハードルの高い目標を掲げていました。「人材採用」、「システム化」、「外部リソースの活用」など数多くの選択肢があった中でディーバの決算業務アウトソーシングが選定された理由、また、安定的な決算体制を実現させたディーバの解決策についてご紹介します。
決算業務アウトソーシングをご導入いただく過程で、当初は2つの側面から課題解決策を検討しておりました。
①新たな人員採用による体制強化
教育面での工数が発生し、退職・欠員等のリスクをはらんでしまうため、実施を見送りました。
②会計事務所へのアウトソーシング
一部の業務をアウトソーシングすることは可能だが、アウトソース先での属人化が排除されず、網羅的な対応が実現しないため、見送りました。
上記の懸念を解決することが出来るサービスとして、ディーバの決算業務アウトソーシングをご選定いただきました。
アウトソーシング導入後の前後比較
アウトソーシング導入前
現場部門から回収するデータの媒体がバラバラでルールも存在していなかった為、処理が一定化出来ず、余計に工数がかかっていた。また、膨大な時間を費やすといった力技で乗り切っていた為、統括者も現状把握することが困難な状態だった。

アウトソーシング導入後
現場部門から回収するデータ媒体を統一するなどのルール策定を行い、作業はディーバ、承認判断はお客様と、役割分担が明確化した体制を構築。また、プロジェクト毎に状況を把握する時間的余裕が生まれたため、統括者が一目で現状把握できるようになった。

お客様の声(システムソフト管理本部長様)
実績があるため、信頼を置いています
最初は単体決算アウトソーシングから開始したが、現在では単体・連結・開示、子会社単体、収益認識コンサル まで範囲を拡大できており、些細なことでもまずはディーバに相談という関係性が構築できています。
経理体制を安定的なものにできました
経理部内に留まらないルール策定から基幹システム入れ替え時の選定など、先導したサポートをしてくれて非常に助 かりました。ノウハウを駆使したサポートはディーバを選んだ大きな要素の1つであったので構築が成功して満足です。
今後の支援範囲拡大に期待しています
今後、M&Aや吸収合併が発生するのでその際の業務フロー整備と決算支援を追加でお願いしたいと考えています。 また、これまでと同様に会計処理、注記表記、細かい事象が発生した際には相談に乗って欲しいと考えています。
会社概要

- 会社名
- 株式会社システムソフト
- 設立
- 1979年9月
- 本社所在地
- 東京都千代田区大手町二丁目6番1号
- 事業内容
- システム開発、Webマーケティング支援、コワーキングスペース「fabbit」
- 資本金
- 1,511百万円(2020年9月30日現在)
※2020年09月 取材当時の情報です