2011.01.20

第115回 (A) 勝手にIFRS【経営・会計最前線】

取締役 兼 業務推進本部長 野城 剛

当社2010年6月決算において、”勝手”にIFRSに照らした連結財務諸表を開示しています。

•ディーバ IFRS自主適用後連結財務諸表等(88KB PDF形式)
この作業は、日本基準開示作業と、同時平行して数週間の遅れで実施するスケジュールでした。
そのため、制度開示担当とは異なるメンバに、スケジュールや実施すべき作業項目の順番や進捗管理を含めてお願いしました。
いわゆる、連結決算業務代行サービスをお願いした感覚です。お陰さまで、数値完成からレポート作成(注記を含む)まで作業負荷を軽減でき、会計方針の選択議論に集中することができました。
その結果、私が個人的にこだわっていた税法耐用年数でない自主的耐用年数の償却資産について定額法の導入推進に注力することが可能となりこのたび実現までこぎつけることが出来た次第です。

なお、唯一、制度メンバが担当した項目があります。
有給休暇引当金です。
その際実際の数字を見て思ったことがあります。
対象休暇制度(年次有給休暇とは別の有給制度を設定している場合、分離して計算するか否か)、消化率、単価、計算単位をグルーピングするかどうかのテクニック論よりも、有給休暇引当金の効果です。
実際に年次有給休暇を消化すると経費削減効果がある(引当金が戻し入れられる)点です。
考察不足かもしれませんが、期間損益へのインパクトより、清算価値を考慮した場合に影響額が大きいなと思えました。
つまり、M&Aなどの際に従業員が消化しているかどうかが損益インパクトに影響を及ぼさないということですので投資家視点で作られている面が強いなということを再認識した次第です。この点は、今後勝手開示を重ねる機会に、再度考えてみたいと思います。

•当社の連結決算業務代行サービスについてはこちら

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