2011.01.20

第115回 (B) グローバル時代の公用語は?と聞かれて皆様は何を想像するでしょうか。【ソリューション】

ビジネスソリューション本部 第三事業部長 渡辺 薫

昨年幾つかの雑誌で、「Globish」と言う文字を見かけました。
フランス人のジャンポール・ネリエール氏が提唱する、英語非ネイティブスピーカーの為の簡易言語、「Global」と「English」を合成して名付けられたのが「Globish」です。
グローバル化が進むにつれて英語学習者の数は急激に増加しており、2010年には世界の英語人口は約20億人に達するとも言われています。
世界人口が69億人、英語のネイティブスピーカーはそのうち5%弱に過ぎません。非ネイティブ同士の会話が多くなる中、利用目的を絞った言語は英語では無い独自の変化を遂げようとしているかも知れません。

昨年北海道を旅行する機会があり、美瑛のペンションに泊まりました。
日本人家族が経営しているのですが、そのペンションでのコミュニケーションは日本語では無く共通言語で行われていました。
宿泊者の日本人比率は30%程度。日本以外のアジアからのお客様が7割を占めていました。当たり障りの無い会話が殆どでしたがコミュニケーションは英語。まさに非ネイティブ同士の会話が英語で行われていました。

仕事の上でも日本以外の方とコミュニケーションする機会は増えています。
海外(DivaSystem英語版)の導入事例:双日米国様の導入ミーティングでは当然ですが、日本企業のプロジェクトにおいてもそのような機会はあります。海外子会社で利用している会計システムとの連携を行う際、海外子会社のご担当の方、その会社で利用しているパッケージのベンダーの方にもご同席頂き、テレカン(telephone conference:電話会議)を使いインターフェイス仕様に関する会議を行う場合等です。

遠い昔、私が社会人になった頃には想像もできないことでしたが、今や画面を共有し、海外拠点とのテレカンは当たり前。昨年も何度かミーティングを行いました。

非英語圏でのミーティングでは日本語で説明を行い、子会社のスタッフに現地の言語に通訳頂くケースもあるのですが、やはり通訳を介すと時間がかかり、伝わらない部分も出てきます。共通の言語があればダイレクトにコミュニケーションも可能になり、効率化も可能となります。
このようなコストが累積していくことを考えると、社内の公用語を英語にする企業の出現も理解できる気もします。

また、弊社では先月からIFRS対応実務講座をeラーニングで提供開始しましたが、そのような講座の内容も日本語だけでは無く、グローバルな公用語で提供できれば貢献の総量はどれだけ広がるでしょうか。簡易的な言語ではカバーできない部分もあると思いますが、逆にその道の方が対象となるため、専門用語はそのまま利用し、簡易言語 + 専門用語でも理解できるのではないかと思われます。

ちなみに冒頭でご紹介したGlobishは、語彙を1500語、熟語を利用しない等の制限を設け、容易に習得可能としており、500~600の単語を読み書きできる能力があれば、1日1時間6ヶ月で習得できるとも言われています。
結局のところ英語の話なのですが、低コスト&短期間で展開できる共通言語があるならば、グローバル時代に価値の高い言語ソリューションになるのかも知れません。

今年は昨年以上にお客様に貢献できるよう努力して行く所存でございます。
本年も何卒よろしくお願い致します。

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