2011.09.14

第130回 (B) 途中下車で得た考える時間と心の粘り【ディーバ哲学】

商品開発本部 統合会計システム開発部長 斎藤 達也

前回私は、マスターズ甲子園(おじさん達の甲子園)に出場できたことをお伝えしましたが、本番の試合結果としては残念ながら敗戦、自分自身のプレーとしても、とても満足のいくものではなく、もう一度彼地でプレーし、思い通りの結果を残したいという想いを強くしていました。一方、仕事の面では、ここ1、2年は集中力が持続せず、思い通りに物事を進められないなど、情け無いかな…どちらかというと自信のあった気力面でももどかしさを感じ始めたところでした。

事象は違っても、同じような経験というか不満足な状態になったことは、特に同年代であるアラフォー世代の皆さんにはあるのではないかと思います。そんなとき、皆さんはどのような対策をお考えになりましたでしょうか?

私はというと、答えは単純で、、、「走る」ことにしました。「体力がなければ、気力も養えない」ということで、両者を取り戻すべくまずは走ろうという作戦です。この作戦は、走る時間をつくること、それを継続することがなかなか大変です。似たようなことは以前にもなんどか考えたことがありましたが、一日働いて、遅い時間に帰宅した後、外に走りに行こうとはなかなか思えないのが(私の)実情でした。ただ、今回の作戦は開始してから8ヶ月以上続けることが出来ています。

継続できている理由はやり方にあると思っています。数年前から少しずつ流行っている(らしいです。)ようなのですが、会社から自宅への帰宅時に走るという方法です。私の場合、会社から自宅までが30キロ以上ありますので、全部走るのは難しく、途中の駅で下車し、そこから走るという方法をとっています。走るための道具や服装はどうしているのか?と疑問が出てくると思いますが、ランニング用のバックパックにランニングウェアを入れて、ランニングシューズを履いて通勤し、帰宅するときは、ランニングウェアに着替えるという方法を採っています(*)。

(*)私の場合、普段はスーツではなく、比較的ラフな服装で通勤していますので、このような方法になりますが、スーツで通勤されている方の場合、スーツや靴などを会社に置いていき、次の日はランニングウェアで通勤するといったさらなる工夫が必要となります。

「帰宅ラン」のよいところは、以下に挙げるものも含めていろいろあると思いますが、私にとっては特に(1)と(2)がよかった(継続するためのポイントとなった)と感じています。

(1)電車を降りてしまうと走って帰るしかなくなる
(2)仕事が終われば、いつでも開始できる
(3)走る距離を下車する駅で調節できる
(4)朝早起きする必要もないし、帰宅してから再度家をでる必要もない

朝走ること、家に帰ってから走ることに比べると、容易に時間を作れますし、サボりたい気持ちに負けそうになった時にでも、電車さえ降りてしまえば、後は走るしかなくなる状況を作れたことがよかったのではないかと考えています。

せっかくですので、走り始めて8ヶ月の効果についてご紹介させていただきます。

月に60キロから100キロほど走ってきた結果として、一度のランが10キロほどであれば、普通に走れるようになりました。月間走行距離もタイムも走りこまれている帰宅ランの諸先輩方に比べるとまだまだですが、始めた頃は3、4キロ走るのが精一杯な状態だった私にとっては大きな進歩だと感じています。野球での効果は?というと、マスターズ甲子園の埼玉県予選の開始が10月末からということで、まだ実感出来る状況にないのですが、昨年よりは筋力的にも心肺機能的にも素地ができつつある状態だと思いますので、多少なりとも期待を持って望めそうです。

気力面では自分自身で実感できるほどの大きな効果はまだ感じられておりませんが、10年前の集中力、持続力を取り戻すことは難しくとも、鍛錬を積み重ねることでしか得られない”心の粘り”みたいなものを少しずつ獲得できるよう、継続して取り組んでいきたいと思っています。

また、副次的な効果がありましたので、ご紹介させていただきます。10キロから15キロ程を走りますと、時間にして1時間から1時間半に達することになり、結果的に考える時間として活用することができました。仕事で煮詰まった時などは、その場を早々に切り上げて、帰宅ランすることにしています。帰宅ランの最中は、煮詰まっていた問題について、意外と整理することができたりするのです。煮詰まってから少し時間をあけることに加えて、走ることによって血液が循環したり、ストレスを発散したりすることが考える為の良い状態を作っているのではないかと思っています。

今回は私個人の取り組みをご紹介させていただきました。健康の為に走ってみたいとか、気力の衰えを感じ始めた方へのご参考になればと思います。

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