2011.10.12

第132回 (B) スティーブ・ジョブズが教えてくれたこと【ディーバ哲学】

商品開発本部 品質設計管理部長 上地 浩

先日(10月5日)、アップルの前CEOスティーブ・ジョブズが死去したとの報道がありました。アップルの製品発表イベントがあったその翌日になります。
オバマ大統領、ビル・ゲイツなど世界中の著名人が追悼のコメントを発表しています。スティーブ・ジョブズが世界の人々に与えた影響は非常に大きいものであったと言えます。

今回の製品発表イベントでは、噂されていた「iPhone5」の発表はなかったものの、「iPhone4S」、「iOS5」、クラウドサービス「iCloud」等の正式リリースが発表されました。これらは、6月のWWDC(開発者向け製品発表イベント)で、スティーブ・ジョブズ自身がステージに立って発表していたもので、世界中がそのリリースを待っていたものになります。

私は、数か月前に、ふとしたきっかけで、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式でおこなった祝賀スピーチを見ました。動画サイトにもアップされているもので、伝説の名スピーチと言われています。

生い立ちから始まり、彼のこれまでの人生において、岐路に立った時に考えたこと・行動したことが語られています。これから社会人として人生を歩む卒業生に対して、仕事とは何か、人生とは何かを、ありきたりの言葉ではなく、彼のこれまでの生き方でもって、示しています。

私も正直このスピーチには感動しました。今までで一番感動したスピーチといっても良いくらいです。全体をとおして語られているのは、自分が正しいと信じていること、自分が本当に好きなことを、他人からなんと言われようと、強い信念を持って最後まで貫き通しなさい、そうすれば、最後には希望は実現する、ということだと思います。

私たちは会社で仕事をするときに、自分のミッション(責務)を全うするために仕事をしています。会社の経営目標を達成するために、それぞれのミッションを達成することを考えます。そのミッションは、だいたいは経営陣や上位組織のミッションをもとに、ブレークダウンして決めるのがふつうだと思います。ミッションは、自分の責任を他者に対して果たす、という意味合いが強いように思います。

一方、「ミッション」という言葉と同様、「ビジョン」という言葉もよく使われます。「ビジョン」という言葉には、自分自身がその希望や意思を持ってやる、という意味があるように思います。ビジョンもミッションも、おそらくは、相反するものでなく、目標の達成という意味では、同じところを目指すものだろうと思います。ただし、より大きな目標やいままで誰も成し遂げていないようなものを実現するためには、大きなビジョンがないことには、むずかしいように思います。

スティーブ・ジョブズは、ビジョンを持った経営者であったと言われています。彼自身が強い信念や意思を持ち、あきらめないで情熱を持続することができたからこそ、世界中が待ち望む製品を世の中に送り出すことができたのだと思います。

ディーバも、経営会計という分野でビジョンを持った会社でありたいと思っています。そのためには、経営者はじめ社員全員が、強い信念と意思をもって仕事に取り組んでいく必要があると考えています。

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