2012.01.11

第138回 (A) 2012年、年頭のご挨拶 ~グローバルソフトウェアメーカーへの挑戦~【経営・会計最前線】

代表取締役社長 森川 徹治

皆さま、あけましておめでとうございます。

新たな年を迎えるに当たり皆さまにおかれましてもさまざまな振り返りを行い、新たな決意をもって望まれていることと存じます。また昨年は、どのような一年だったでしょうか。と問いかけることすらはばかられるほど多くの人々にとって忘れられない年となったのではないかと思います。

私にとっては想定外、つまり日常の備えでは対応できないようなことが起きた時の思考や行動が、それこそ想定できないほど困難なものであるということを体感し、そのための備えを常に怠らないことの重要性を学んだ一年でした。

企業経営において環境の変化を前向きにとらえ活かすことは当然のことです。しかし、ひたすら変化へ適応するだけではどうにもならないことがある。そんなことを本能的に理解というか得心せざる得ない経験をしました。

どうにもならないこととは、表現は難しいのですが、「生き方」つまり、本当に窮したときの行動を支える羅針盤をしっかり定めおかないと、生き延びることができても人間(企業も同様)としては死んでしまうようなことに陥ってしまうという恐怖感です。

もちろん命ほど尊いものはないということはわかっているつもりです。しかし、世代をつなぎ種(社会)を発展させていく生き物にとって、記憶や記録に残るそれぞれの行動が新たな世代をさらなる発展に導くものとなるかということも大変重要なことだと思います。

多くの人が歴史からなにかをつかみ取ろうとします。先達の生き方の集大成である歴史から学び、さらなる社会的な発展を目指して試行錯誤を繰り返している私たちを見ると、人間が生きることだけではなく次代を創る「生き方」を追求する生き物であることがわかります。

私も皆さま同様、これまでにいくつかの重要な決断の局面と対峙してきました。決断のタイミングとは大抵は厳しい環境において訪れるのできわめて思考や視野が鈍しているものです。そのような局面では日頃自分が大切にしている「生き方」(信念)さえ放棄してしまう場合もあります。

しかし、振り返ってなんとか自分の信念に背くこととならないですんだものは、きわめてシンプルな原則のみを設定していたものでした。ひたすら念仏のように一つのことを唱え、それだけは守る、というか思考や行動のオプションとしないと決めておいたものでした。

そういったことからも、環境の変化が激しく、その変化に必死に適応しなければならない時ほど、不動の軸となるもの、平常心というよりも不動心といったものが大切であることを痛感しました。


昨年はディーバという会社の生き方についても不動の軸を定める必要性に迫られました。そして、企業のミッション、ビジョン、バリューといったものと、経営判断の優先順位について何度も問い直しました。

結論から申し上げますと、これまでと変えたものは一切ありません。むしろ、平常時から心身にたたき込んでおくことで非常時でもぶれずに粛々とお客様貢献に取り組むための羅針盤を確認したというものでした。

中でも、ディーバは「メーカー」である。ソフトウェアメーカーとしてグローバルに通用する企業を目指す。という点の再確認は今後の事業成長をデザインする上で不動の軸として確固たるものと位置づけました。

2012年、私たちディーバグループはソフトウェアメーカーであることを柱としつつ、裾野も拡げて、お客様貢献に最大価値を発揮するべくさまざまなサービス、ソリューションの開発、提供をメンバー全員で取り組んで参ります。

本年も引き続きご指導ご鞭撻をお願い申し上げますとともに、皆さまにとりましても実り多き一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
今年は不動如山の象徴として富士山の写真をご笑納ください。

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