2012.02.08

第140回 (B) 今年、中日ドラゴンズは80勝で優勝します!【IT・情報システム支援】

第三事業本部 中西日本事業部 マネージャー 東野 富夫

アメリカを中心に野球界では統計的手法を用いたデータ研究が進み、比較的正確な将来予測ができるようになってきています。その手法の1つを用いて、今年のプロ野球セ・リーグの優勝を予測してみました。

私の予測では今年は80勝でドラゴンズが優勝します。

80勝という勝利数は勝率から計算しています。勝率はチームの得点と失点から近似値を計算することができますが、私は以下で定義される”ピタゴラス勝率”という計算式を使いました。
ピタゴラス勝率=得点の2乗/(得点の2乗+失点の2乗) ※複雑な計算方法もありますがシンプルなものを利用します。

例えば、去年のドラゴンズの得点は419で、失点は410でしたが、その勝率はピタゴラス勝率で計算すると.522となります。一方、昨年勝率(※1)は.520ですので、2つの勝率はほぼ一致します。(他のチームで計算しても結構一致します。これ不思議ですよね。)
さて、今年の予測は昨年の実績値を元に選手の補強と流出で得失点の調整を行います。

主な補強:山崎武司選手(楽天)の復帰
主な流出:チェン投手(メジャーへ)

また、昨年絶好調だった選手、絶不調だった選手の成績を吟味します。大活躍した選手が実力によるものか、単にラッキーだったのか、という視点も必要です。
運の影響を数値化したBABIPという指標を参考にしつつ、ここでは私の長年の野球ウォッチの経験から判断します。因みに、吉見投手はホンモノです。

上記の諸点全てを考慮して、今年の得点、失点を確定します。
私の試算では今年のドラゴンズは、得点478、失点425となりました。ピタゴラス勝率では.558となり、144試合で80勝となります。あとは残りの5球団を同様に検証することで順位が確定する、というわけです。


野球を例に簡単な予測を行いましたが、これは情報活用の1つの例になります。
これまではチームの得失点というものがあまり重要視されていませんでした。しかし、プロで一番重要な勝利と得失点の関連性を明確にし、ピタゴラス勝率という数式が開発されたのです。
個々のデータ自体にはそれ以上の意味はないのですが、データの意味を正しく理解し、それを活用する能力や判断力が重要だということを改めて認識しました。これはビジネスにおいても同じことが言えると思います。

最後に私のいる名古屋オフィスについて少々紹介させていただきます。
名古屋オフィスはこれまで営業所としての位置づけでしたが、今月よりコンサルタントを配置し、業務コンサルティングサービスの提供を開始いたしました。今までサービスの提供は大阪、もしくは東京のコンサルタントが出張で対応しておりましたので、レスポンス等でご不便を感じられていたことも多々あったかとは思いますが、この課題を少しずつ解消できると考えております。今後は、これまで以上に提案活動に力を入れ、DivaSystemをさらにご活用いただき、お客様の業務改善に貢献したいと考えております。

名古屋オフィスを今後ともよろしくお願いいたします。



(※1)
日本プロ野球公式記録ではドラゴンズの勝率は.560です。
勝率の計算方法は、日米で異なります。
アメリカでは引き分けがありませんので、勝利数÷試合数で算出します。
本文中の.520はこれで計算しています。日本プロ野球公式記録では勝利数÷(勝利数+敗戦数)で算出します。

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