2012.05.23

第147回 (B) メキシコ人に学ぶラテン気質【ディーバ哲学】

第一事業本部 営業部 マネージャー 金子 伸夫

私は今ダラスにいます。
「ダラスといえば時の人ダルビッシュ、というわけで今回はダルビッシュについて書こうと思います。」という様に簡単には行きません。なぜならば、私の本当の目的はメキシコを再訪することにあるからです。ダラスは単なる乗り換え地点に過ぎません。

ところで、皆様、メキシコにはどういった印象をお持ちでしょうか?
「暑い国」「陽気な国」「アミーゴ(友人)の国」「危険な国」etc・・・
どれも正解ではないでしょうか。因みに、最近は麻薬戦争が取りざたされていますが、訪問する場所さえ間違えなければ、それほど危険ではありません。

今回はメキシコ人のラテン気質について少々触れてみたいと思います。
先ずメキシコ人は必要以上に親切です。道端で地図を持ってウロウロしていると、何人もの人が声をかけて道を教えてくれようとします。
更に、道を尋ねると、やれ、その近所のどこどこの店がおいしいとか、親戚の誰々が住んでいるからちょっと寄っていけとか余計な事まで教えてくれます。どうもメキシコ人にとって必要以上にお金を稼ぐことは価値がない様です。遣わないお金には意味がなく、経済的な豊かさよりも精神的な豊かさを大切にする人々です。従って、家族や友人で困っている人がいれば、なけなしのお金をはたいてでも、なんとかして助けようとします。

昨年私は新婚旅行で妻の友人(メキシコ人)に会うために、初めてメキシコの地を踏みました。
彼らは、遠い日本に住んでいる友人が結婚して旦那を連れてきたということで、大歓迎してくれました。
親戚一同で大パーティーを開いてくれたり(基本的に毎週ホームパーティーをするのが彼らの日常ですが)、収入もそれほど多くないにも関わらず、大枚をはたいて私たちを色々なところへ案内してくれたり、「これは欲しくないか、あれは欲しくないか」ということで、行くところ行くところで沢山のプレゼントを与えてくれ、帰りには持ち切れないほどのお土産まで用意してくれました。(後から計算すると現地の給料の一カ月分位のお金を遣っていたようです。)
私たちは既に彼らにとって「mi amigo(私の友人)」であり、「mi familia(私の家族)」なのでした。

メキシコには「mi casa es tu casa」という言葉があります。
この言葉は、メキシコのどの家庭にも標語のように貼ってあり、別れ際の挨拶には必ずと言ってよいほど使われます。直訳すると「私の家はあなたの家」ですが、意味は正に「私はあなたを家族だと思っています。自分の家だと思っていつでも遊びにきて寛いでいって。」という事です。とても温かく、私の最も好きな言葉の一つです。

私は、こうしてメキシコ人のラテン気質に触れることで、改めて「相手を思いやる気持ち」や「人と人とのつながり(絆)」の大切さを教わりましたし、自分でも今回メキシコ訪問を通じて改めて認識し、感じたことを常に忘れずに持ち続けていたいと思います。

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