2012.10.17

第157回(A) オレオレ詐欺の本質【ケース・スタディー】

カスタマーサービス本部 アウトソーシング事業部長 永田 玄

「オレオレ詐欺」は2011年の認知されている被害総額で128億円(前年比26.7%増)だそうです。前年比率で約120%の伸びを売上る事が何故出来るのか??又、何故、未だに「オレオレ詐欺」に引っ掛かるのか??社会がどのようなPDCAを行っているのか?を考えてみます。

2008年の278億円の被害総額から比べると劇的に減少しておりますが、昨年から被害額が増え始め、2年連続で増加傾向にあるそうです。
2009年の被害総額は前年比約30%の96億円にまで減少しております。では何故、減少したのでしょうか?
普通の詐欺罪の場合、懲役が5年以上になることは数%なのですが、振り込め詐欺の場合は『懲役5年以下』より重い判決を受けた被告は70%を超えているそうです。振り込め詐欺犯は、被害金額が約6000万円のケースで「15年以下」が1人、「10年以下」が4人、「7年以下」が4人など、極めて厳しい判決となっている事から、やはり犯罪を減らす上で最も有効なのは検挙率の向上と刑罰の厳重化がポイントのようです。詐欺を働く者も「リスクとリターンが見合うか?」は重要な要素のようですね。減少に至った理由はよく分りました。

それでは近年は何ゆえ増加傾向にあるのでしょうか?理由は単純で「犯罪の成功率が高く検挙率が低い」からです。要は「リスクとリターンが見合う」からになります。
近年の詐欺ではあらゆる手法を使う為、人物特定が難しく検挙率が低い事は致し方ない部分もありますが、単純に疑問なのは「これだけ認知されている詐欺に対して何故、未だに引っ掛かる人がいるのだろう。」という事です。

要素は色々とあるとは思いますが、一つ大きな要因としては「当事者意識の欠如」です。昨今の社会ではIT化が進んでおり、膨大な情報が一個人に入ってきます。しかし、ただ単に情報を得ただけでは何の価値もありません。情報は活用する事だけに価値があり、得るのみでは全く価値がありません。
詐欺に引っ掛かる人は「自分には関係ない」と決めつけ、他人事感覚で情報(事件の報道)をInputするのみの為、いざ実際にその様な事案が発生した場合に、思考が停止し、本来すべきでない行動をとってしまうのでしょう。
これらはまさしく情報を活用していない証拠であり、日頃の「心がけ」が足りなかったり、「認識」が甘かったからだと思います。(勿論、詐欺をするものが最も悪いのですが…)
本件に関して言えば、この様な情報を得た際に家族や親族と予め「決めごと」をしておけば容易に回避できます。しかし最も難しいのは「対策を練る(決めごとをする)」という事ではなく、得た情報に対し、いかに当事者意識を持って活用できるかです。

仕事もまさしく同じで「情報を収集する事」や「情報を作る事」に価値はありません。何の為にその情報を必要としているのか?その情報は本当に必要なのか?又、得た情報をどう分析し、今後どう活かすのか?を考え、最終的には「情報を活かす(活用する)」仕事をすべきです。
弊社では情報を作る事・得る事は出来る限り省力化し、情報を活用する事にお客様がリソースを割けるよう、あらゆるご提案をさせて頂いております。
その究極がアウトソーシングです。

アウトソーシングというと「外に出す」というイメージが強いですが、弊社ではインサイダーサービスというカテゴリーに属しております。文字通り業務自体もお客様のインサイダー情報を扱うサービスではございますが「お客様のより近いところでのサービス」という意味です。
コンバージェンスで毎年ガイドラインが変わり、年々ボリュームがアップする決算作業。これを弊社が全て作業する事により、お客様は情報を活用する分野へ専念いただけます。正確な情報(Input)の作成作業はディーバ、情報の活用(Output)はお客様という業務分担でお客様のよりよい労働環境と利益向上を目指す。
これがディーバのアウトソーシングサービスです。

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