2013.06.26

第175回 (B) 仕事のやりがいについて【ディーバ哲学】

とある月曜日の朝、今年小学一年生になった長男から、ふと「大人はなぜ毎日会社にいくのか。」と聞かれました。朝の慌ただしい時間だったこともあり、私はその時あまり深く考えずに「生活するためのお金を稼ぐためだよ」といった内容の答えを返してしまいました。この素朴な質問に対して、皆様であればどのような回答をされるでしょうか?。

確かにお金を稼ぐためという答えは間違いではないと思うのですが、後々考えてみると子供への回答としては面白味がなく、返事を受け取った子供の反応も微妙なものだった印象がありました。正直なところ、なにかもう少し夢や希望のある答えができたらと思いましたが、良い回答が思い浮かびませんでした。実際のところ、今、私が仕事をする理由はお金を稼ぐためだけなのでしょうか。

逆に、長男に、大きくなったらしてみたい仕事のイメージを聞いてみたところ、職業としては「警察官」、「宇宙飛行士」、「恐竜博士」等々、とのことでした。それぞれ全く関連がなさそうな分野で、我が子ながらいったい何を考えているのかとも思いましたが・・・、いろんな夢をもっているという点では良いことかもしれません。
ちなみに世間一般では、男の子の将来の夢は「スポーツ選手」、「警察官」、「運転手」「消防士」といった答えが人気の上位との調査結果があるそうです。このような職業が選ばれる理由は単純にその職業がかっこいい、言い換えれば誇りを感じられるということや、警察官や消防士のように社会に貢献できたと感じられる、いわゆる「やりがい」が子供にも明確にイメージできることだそうです。 
当然のことかもしれませんが、これくらいの子供にとっては、仕事はお金を稼ぐための手段だという意識はそれほど強くないようです。

そこで、私の現状に立ち返って、自ら選択した現在の仕事にはこのような「誇り」や「やりがい」はないのだろうか、と考えてみました。「誇り」や「やりがい」があれば、お金を稼ぐためだけではない仕事の理由が見つかることになります。

一般的には、お客様(または社内)等の他者や社会に対して貢献できたと感じたとき、仕事の「やりがい」を感じることはできるのではと思います。現在、私達は主に自社製品であるDivaSystem等を活かし、連結決算、連結経営業務をあらゆる角度から支援する「仕事」をしていますが、お客様の高い使命や目的を理解し、それらに対してどの程度貢献できたかを測定し、認識できたときに大きな「やりがい」を得ることができます。仕事によって「やりがい」の大小はあるのでしょうが、私の経験上、その貢献の度合いが大きければ大きいほど、同様に得られる「やりがい」も大きくなると感じます。業務の効率化のプロジェクト(仕事)であれば、その完了時にどの程度作業効率化が達成されたか、といった指標が貢献の度合いになる、という具合です。

そういう意味では、自分自身で仕事の「やりがい」を実感する機会を作ろうと意識していないと、日々の作業に忙殺されてしまい、仕事はお金を稼ぐためのもの、という安易な答えしか出てこなくなってしまうのかもしれないと感じました。長男の疑問に安易に答えてしまったとともに、日々の自分自身の仕事の姿勢にも課題があるのではないかと感じ、反省する次第です。
決算業務を行われているお客様にお話を伺うと、データの集計やチェック等、いわゆるExcelとの格闘に日々の時間を費やしてしまい、なかなか仕事のやりがいを感じることができないという話を聞くこともあります。私共としてはより多くのお客様の業務に貢献し、お客様と共に高い使命と目的を持って、これからの業務に臨んでいきたいと考えています。 

さて、ある程度自分自身では仕事に対する考えが整理できてきましたが、最終的には長男の質問への回答を訂正しなければなりません。執筆時点ではまだできていませんが、分かりやすい回答ができるよう、もう少し考えてみたいと思います。

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