2013.07.10

第176回 (A) 世界に伍する企業を目指す【経営・会計最前線】

取締役 コンサルティング事業本部長 岡部 貴弘

先日、あるお客様のグローバル経営管理システム構築プロジェクトのキックオフに参加させて頂いた際に、プロジェクトリーダーの冒頭挨拶にあった「世界に伍する企業を目指す」という言葉がとても印象に残りました。
世界に伍するという言葉には、コンペチターとしてグローバルリーダー企業をターゲットとし、肩を並べる企業になるという強い意志を感じます。
お客様にとっては過去最大規模となる3年間のプロジェクトとなり、初年度となる第一フェーズの達成目標は①IFRS対応準備、②グローバル経営管理基盤構築、③決算効率化の3点です。
グローバル経営管理基盤のベースシステムとして「DivaSystem GEXSUS」が採用され、ディーバにとっても最重要プロジェクトとして取り組んでいるものの一つとなります。

DivaSystemをご利用頂いているお客様のグローバル&グループ経営管理への取り組みは、この1年間で飛躍的に増加してきていることを実感しています。
昨年CFO協会から発表された「CFOから見た経営上の最重要課題」についてのアンケートにおいても51%の方がグループ経営管理の高度化を挙げており、更に3年後までの取り組みとしては64%と、その他課題と比較し圧倒的に最重要課題として認識されています。

日本企業の多くは、停滞する日本経済や人口減少によるマーケットの縮小に対応するために、事業の多角化や海外拠点整備などグローバル事業展開を加速させています。
このような中で、事業展開を適切に進めるために、経営判断の基となるデータを迅速かつ正確に収集・分析することが不可欠になってきています。 

お陰様でディーバ社がグローバル経営管理基盤プロジェクトに関わらせていただく機会を多数頂くようになりました。
経営管理基盤システムの要件としてグループ会社取引明細レベルのマイクロマネジメントを挙げているケースが多くなってきています。
解決策としてグループERP統一というアプローチもある中、グループ企業規模の差異や海外子会社のローカルマネジメント介入障壁などERP統一の難易度が高い企業においては、連結決算システムにてグループ取引明細の差異を吸収する構想が受け入れられているのだと思います。

特に製造業においてのマイクロマネジメントニーズとしては、東アジア諸国との激しい価格競争を勝ち抜くために、グループ間にまたがる生産プロセスを取引明細・原価明細レベルで可視化し、グローバル製品原価を算出し、製品別の損益分岐点を把握することが要件となってきます。
更には為替の影響、原材料相場の影響が収益・原価にどのようなインパクトがあるかシミュレーションをする必要もあります。

このようにお客様のさまざまな経営課題解決に向けて、ディーバ社も自社製品のみに拘ることなく、今後それぞれの業界に強みを持つリーダーカンパニーとの提携を実現し、製品ではなくソリューションを提供していくことが重要だと考えています。

第一弾として製造業向け生産管理システム大手の東洋ビジネスエンジニアリングとグローバル原価管理ソリューションを共同開発し、今月よりDivaSystemの新たなラインナップとして販売することとなりました。

~ 製造拠点毎の原価管理からグローバルな連結原価計算までをトータルで支援 ~
https://www.diva.co.jp/news/20130620/

今後もディーバ社はお客様のグループ経営課題の解を、共に考えるパートナーとして、個々の能力を高める努力をし続け、常に新たな価値創造に挑戦していきたいと思います。

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