2013.07.24

第177回 (B) 自身の体に見る貸借バランス【ディーバ哲学】

コンサルティング事業本部 コンサルティングサービス1部 マネージャー 榊原 宜和

簿記を勉強する際に最初に覚えることのひとつとして「仕訳は借方と貸方がバランスする」ということがあるかと思います。決算期になると、このバランスチェックを始め、各社の入力内容のチェックに忙殺される方も多いかと思います。でも、もっと身近なバランスや整合性のチェックを見逃していませんか?

それは体のバランスです。
当然、利き腕の癖の関係もあって、体が仕訳のようにきれいに左右でバランスするというのは難しいですが、アンバランスがひどくなると体の色々な部分に支障をきたしやすくなります。特にパソコンやスマートフォンを使う時間が多い現代は、体が歪みやすくなる傾向が強いかと思います。
私も数年前までは慢性的にひどい肩こりや腰痛に悩まされていた時期がありました。結局のところそれらの根本的な原因は肩が内側に入って猫背になっていて、神経が圧迫されたことが原因であったようです。特に矯正に取り組み始めた当初、鏡で自分の姿を見ると、肩の高さが左右でぱっと見てわかるほど大きく異なっているくらい歪みが生じていたことは衝撃的でした。肩こりや腰痛に悩まされている多くの方もおそらくは体の歪みが起因しているかと思います。
幸いなことに、私の場合は偶然にも通っているスポーツジムに背骨矯正に長けているトレーナーさんとヨガに熱心に取り組まれているインストラクターさんがいて、背骨や姿勢の矯正に取り組むことができました。半年以上掛けて取り組んだ結果、だいぶ歪みは改善されたようで、今では肩こりや腰痛に悩まされることもほとんどなくなってきました。ただし、長年の癖などはなかなか抜けないもので、油断しているとついつい自身のチェックを怠ってしまって、偏った姿勢を取っていて、いつしかバランスが悪くなってしまっていることも多々あるのが実情です。

連結決算のデータ収集業務においては、
 ①データ入力、②データのチェック、③データの承認
というフローがあるので、不整合時の根本的な原因を探るとなるとそうは簡単にいかないことも多いかと思いますが、データの整合性については機械的にチェックが働きます。また、仮にデータのチェックを忘れてしまっても、チェックが終わっていない場合は承認が行えないため、収集業務全体の中では、入力された数値が何もチェックされずに素通りしてしまうということはないかと思います。
一方で、自分の体に関して言えば、システム的なチェックは存在しないですし、外部からのチェックもないので、敢えて意識しておかないと知らない間に歪みが生じてしまうという結果になりがちです。そうならないように自分としてはヨガを継続的に行い、前述のトレーナーさんにも定期的にチェックして頂いて、体のバランスを保つように心がけています。

このようにして、ここ数年は自分の内部的な歪みや姿勢に関心を持って取り組んできた結果、ある程度成果が出てきたので、次は立ち姿勢だけではなく仕事に対する姿勢も見直していく必要があるかと思います。仕事も長年の癖などで考えが固くなっていたりして、それこそ歪みが生じている可能性が高いからです。そんな自分の考えの歪みや、お客様の期待から乖離(歪み)が生じていないかを常にチェックして、お客様に本当に満足頂けるようにこれらの業務に臨んでいきたいと思います。

時にはご自身の体のバランスもチェックしてみると、みなさんの資本である体について改めて見つめ直す、いい機会になるかもしれません。

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