2013.09.04

第180回 (A) あきらめないことも、あきらめることも大事【ディーバ哲学】

統合会計事業本部 本部長 斎藤 達也

世界文化遺産の登録に伴って国内外からの注目を集めた富士山。今年は登山者が昨年比35%増で過去最大となっているようです。メディアでも取り上げられることが多いので、関心のある方も多いのではないかと思います。
当の私も2年前に弊社社長の呼びかけで始まったDIVA社富士登山ツアーに参加した経験がありましたが、今年の夏休みは妻と子供二人(ともに小学4年生)を連れて家族で登ってきましたので、その報告をさせていただきます。

一度目は妻と息子の三人で須走口(*1)五合目からの登山でした。山頂から吹き降ろしてくる風雨が強く、1時間半ほど様子を見た後、登山開始が午前6時半となる苦難のスタートでした。その後の天候は回復と悪化を繰り返すような状況でしたが、七合目までは大きな危険を感じることもなく登ることができましたが、問題はその後の行程です。標高3,000mを超える本七合目の前後から風が非常に強くなり、頻繁に突風が吹き降ろしてくる状態となりました。大人に比べて体重の軽い息子は、風圧で何度かバランス崩すような状態が続き、「このまま登山を続けるのは危険では・・・」との思いと、一度始めたことをあきらめたくない気持ちが交錯しながら登山を続けましたが、八合目を目前にしていよいよ突風が強くなったため、結局このタイミングで下山を判断し、悔しい思い出を残すこととなりました。

下山後の数週間、諦めの悪い私の性格が似てしまったのか、ただのワガママ息子なのか、彼は登頂したいという想いを私に対して何度もぶつけてきます。私自身も一度始めたことは途中であきらめたくない性格ですので、リベンジを決意しました。どうせ行くなら家族全員で行きたいと思い、一度目の登山はあきらめさせた娘も連れていくことにしたのです。

ということで、二度目は、家族4人で富士宮口(*1)五合目からの登山です。娘は生まれつき脚が弱く自分の力では登れないので、私が背負って登ることにしました(キッドコンフォート(*2)というザックを借りて背負いました)。娘は身体が小さいとはいえ体重20kg以上はありますので、かなりハードな登山となりましたが、家族全員で登るという目標を立てることができ、気力を充実させる源になったと思っています。

午前10時にスタートして、3,590mにある九合五勺の山小屋に到着したのが午後6時でしたので、かなりのゆっくりペースではありましたが、天候にも恵まれ、順調な登山でした。山小屋に泊まって二日目の早朝に登頂し、下山は御殿場口から宝永火口を通るルート(*1)で、無事に富士宮口五合目に戻ることができました。娘を背負っていた関係だと思いますが、多くの方に「ガンバって!」と声をかけていただくことで元気をもらい、周囲に感謝しながらの登山となりました。

二度目の登山を終えて感じたことは、やはり家族全員で登頂、下山できた達成感でした。ただ、その過程を振り返ると、ワガママ息子や私自身の諦めの悪さを実感するとともに、一度目の途中で下山を判断したことが重要だったなという思いも残っています。
目標を達成するためには、絶対にあきらめないこと、状況を正しく判断して、立ち止まったり、一時的に何かを捨てる勇気を持つこと、などが重要になってくることを、仕事を通じて実践し、失敗して、学んでを繰り返してきたつもりです。が、仕事と違って自らの意志でコントロールのしやすい私生活の中で立ち止まる判断をすることは、私にとってあまり経験のないことであり、新鮮なものでした。

ワガママ息子にとっては、諦めずにチャレンジを続けたおかげで、富士山登頂という達成感を獲得することができましたし(夏休みの自由研究では「富士登山行程と富士山の天気」に関するレポートを作成していましたので一石二鳥だったようです)、妻や娘にとっても家族全員で充実した時間を過ごすことができましたので、とても良い夏休みになったと思っています。

以上が夏休みの富士登山のご報告となります。今後も目標の達成を絶対にあきらめない信念をもって、お客様の事業活動の一助となれるよう精進してまいります。

※家族や会社の仲間と行く富士山は、家庭や職場とは違った環境で、いつもとは違う時間を共有できる機会にもなりますので、関心のある方には是非におススメしたいと思います。


(*1)登山ルートについては、富士登山オフィシャルサイト(http://www.fujisan-climb.jp/)をご参考ください。
(*2)私が借りたキッドコンフォートはこちら(http://www.yamarent.com/item/detail/Item0070.html)です。

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