2014.02.12

第191回 (B) ラグビーから考える強い組織 【ディーバ哲学】

営業本部 東日本営業1部 部長 奥山 努

日本ではラグビーは、サッカーや野球に比べるとマイナーなスポーツなので、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、2019年のラグビーワールドカップは日本で開催されます。また、1924年までオリンピック競技種目として存在していて、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックからは7人制ラグビーですが、競技として復活します。何とか日本でもメジャーになってもらいたいと思っています。
20年以上ラグビーをやっていた私なりの経験からラグビーにみる組織のあり方について考えてみたいと思います。
最初にラグビーをご存じない方のために、簡単にラグビーの説明をしたいと思います。
ラグビーは1チーム15人対15人でプレーします。選手は防具もつけずに体をぶつけ合い、相手陣地へ楕円形のボールを運びます。相手陣に楕円形のボールをつければ(トライ)得点です。前にボールを投げてはいけないという特徴があります。スクラムなどを組みボールを奪う役割のフォワードと、奪ったボールをまわしてトライを狙うバックスに分かれています。

ラグビーはよくアメリカンフットボールと間違えられますが、楕円形のボールを使うのが同じなくらいで、ボールを前に投げない、防具をつけてない、攻撃と防御で人が入れ替わらないなど、ルールはまったく違うのです。
ラグビーは屈強の大男でないとできないのではないか?とのイメージを持つ方もいらっしゃると思いますが、実はあまり関係ありません。何か1つ自分に強みがあればいいのです。
背が低くても器用な人、やせていても足の早い人、キックがうまい人・・・など、個々がそれぞれの違った強みを活かしてプレーできればいいのです。あとは体がぶつかるスポーツなので、ちょっとの勇気が必要です。
ラグビーでよく言われる合言葉に「One for All,All for One(1人はみんなのために、みんなは1人のために)」という言葉があります。 この言葉、まず「1人はみんなのために」があり、次に「みんなは1人のために」なのです。つまり、まず「みんなのために」個々が自分の強みを理解し、その強みを存分に発揮できなければならないです。その上ではじめて「みんなは1人のために」が成り立つのです。ラグビーは1チーム15人と人数が多い上、試合中、監督は選手に指示を出せません。組織として有機的に機能するためには、個々が強みを発揮し、個々の弱みをチームとして助け合う必要があります。
これは、ラグビーに限らず、組織全般に言えることではないかと考えています。本当に強い組織とは、個々が他人に寄りかかる、組織にぶらさがるのでなく、自分の強みを理解し、発揮し、自身の役割を果たせる、そんな自立した個の集まりではないかと考えています。
振り返って、私自身も部のメンバーが自分の強みを理解、存分に発揮でき、個々の弱みを部で助け合える、そんな組織作りを常に心がけ、引き続き、お客様への貢献に努めたいと考えています。

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