2014.02.26

第192回 (B) ストレスフリーな連結決算業務とは?【IT・情報システム支援】

統合会計事業本部 製品開発チーム マネージャー 松尾 和幸

連結決算業務とは切っても切り離せない「決算早期化」「数値の品質向上」「大量の手作業軽減」の課題を同時に解決することはできないのでしょうか?
ソフトウェア開発の現場にも同じような「納期短縮」「品質向上」「手作業軽減」 といった要望があります。
今回はこのソフトウェア開発の要望を解決してくれる「Jenkins先生」を通じて、ストレスフリーな連結決算業務について考えてみたいと思います。

ソフトウェア開発の現場では、プログラミング(※1)と呼ばれるソフトウェア開発作業以外にもコンパイル(※2)作業、テストを行うための準備、大量のテスト作業といった多くの作業が必要となります。
コンパイルやテストといった作業はどうしても同じ作業の繰り返しになることが多く、ストレスを感じやすい作業になります。
また、人の手で実行するため手順ミスでテストがやり直しになるといったことも発生します。
上記のようなソフトウェア開発の現場の悩みを解決するJenkinsと呼ばれるツールが存在します。
このJenkinsと呼ばれるツールは、上記のような作業を『自動化』することができます。『自動化』により私たちは手作業から解放され楽になったのですが、このJenkins導入のメリットはそれだけにとどまりませんでした。
毎日同じ大量のテストを人がやるのは非常に大変な作業となりますが、このテストが毎日自動的に実施されます。
そして問題があればすぐ修正することにより、常に正しい状態(品質が保たれている状態)を維持することができるようになりました。そのため納期直前になって慌てるということもなくなりました。
私たちの現場では上記のようなストレス軽減を行ってくれるJenkinsを感謝の念を込めて「Jenkins先生」と呼んでいます。

ここで私がソフトウェア開発を行っている DivaSystem GEXSUSについて記述したいと思います。
DivaSystem GEXSUSは、従来の連結会計ソリューションの枠を越えて、グループ各社の個別会計の仕訳レベルにおけるデータ統合を実現するための統合会計システムとなります。各社の個別会計の仕訳データを日々データ連携し会計基準の統一やBI製品との連携による経営分析などを行うことができます。GEXSUSを利用することにより、鮮度の高い数値を利用してグループ経営判断を行うことができるようになり、ガバナンスの強化にも役立ちます。
また個別会計システムからのデータ収集、会計基準の統一、集計などの親会社に集中している決算業務の作業を軽減し、結果として決算早期化にもつながるものと考えています。 まだ至らないところがあるかもしれませんが、いつか皆様に、「GEXSUS先生」 と呼んでもらえるような、ストレスフリーな連結決算業務を行うための統合会計システムを目指して開発を行っていきたいと思います。


(※1)プログラミング ・・・ ソフトウェアの設計図(ソースコード)を作成すること。
(※2)コンパイル  ・・・ ソフトウェアの設計図(ソースコード)をパソコン上で実行可能な形式に変換すること。

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