2014.05.07

第197回 (B) 『学生症候群』って何?【プロジェクトマネジメント】

コンサルティング事業本部 コンサルティングサービス3部 マネージャー 北山 健一

『学生症候群』という言葉をご存じでしょうか?
意味は、”仕事に疲れた社会人が「楽しかった学生時代に戻りたいなぁ~」ともの思いふける”こと・・・ではなく、ある心理的行動特性を示します。昔読んだプロジェクトマネジメントの書籍の中で紹介されていた言葉なのですが、ネーミングと「あるある」的な意味のため私はすぐに覚えました。いまや私がお客様とプロジェクトスケジュールを調整するときの小ネタの一つです。是非読者の皆様にもご紹介したいと思います。

皆様、経験はないでしょうか?
<学生時代>
① 「夏休みの宿題は最後の数日でまとめて・・・」
② 「中間・期末試験はテスト前日に一夜漬け・・・」
<社会人時代>
③ 「数週間前に上司に依頼された仕事を期限前日に対応・・・」
④ 「お客様への提案書をラストスパートと称して期限直前の数日で一気に作成・・・」

上記は私の実体験ですが、似た経験をお持ちの方が多いのではないでしょうか?
これが、『学生症候群』所謂「期限ギリギリまで何もしない」という心理的行動特性です。
『・・・症候群』という大層な呼び名があることにビックリするのではないでしょうか?この症状、『症候群』だけあって、それなりの問題点があります。私が考えるこの症状の最大の問題点は、「得られる結果に中途半端なことが多い」ことです。
①②に関しては、折角勉強したのに一か月後、何も記憶に残っていませんでした。
③④に関しては、仕事の漏れが多かった記憶があります。
期限直前のみですが、頑張った結果が中途半端なことは大変残念です。
社会人になって社内外、多くの方と仕事をしてきましたが未だに『学生症候群』にかかっている方は多いのではないでしょうか?
この症状、期限のない単発タスクではまだ影響は少ないのですが、後続タスクが存在するタスクにおいてはその影響は大きいです。
期限にでき上がってきた成果物が中途半端(必要な品質を満たしていない)なため、その修正期間が必要となり、結果として後続タスクのスケジュール遅延、最悪はプロジェクト破綻の原因となります。心あたりのある方は、是非このタイミングで改善を計ってみては如何でしょうか?


最後に、弊社には優秀なプロジェクトマネージャが多く在籍しております。 プロジェクトはお客様、その目的により多種多様となりますが、連結決算の分野において弊社はプロフェッショナルです。必ずお力になれると思います。 まずはご提案からとはなりますが、お困りのことがあれば遠慮なくお声掛けください。

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