2014.11.26

第211回 (A) 大人の部活バドミントンに見るイノベーション 【ソリューション】

アウトソーシング事業本部 業務1部 部長 公認会計士 青木 薫

大人の部活バドミントンは、時間つぶしだけではありませんでした。
十数年ぶりというブランクもあり、身体が悲鳴をあげながらも、自分を見直すことでまだ成長する余地がある事が分かり、吃驚でした。伸び代を見つけ、実現していく喜びを共有できる事が面白いと感じています。

バドミントンというスポーツを、競技としてやったことある方は少ないでしょう。
2012年ロンドン五輪では藤井・垣岩ペアが女子ダブルスで銀メダルを獲得し、今年のトマス杯・ユーバー杯(団体戦で、サッカーでいうとワールドカップ。)では、男子は優勝、女子も準優勝という快挙でした。五輪に触発されたわけではないのですが、昨年16年ぶりにバドミントンを復活いたしました。
私は、高校からバドミントンを本格的にやり、社会人4年目ぐらいまで地元のクラブで続けていましたが、息子の通う小学校のPTAにクラブ活動があるのを知り、参加したのがきっかけでした。

当初は、身体が悲鳴をあげ毎週筋肉痛でした。それでも、昔取った杵柄、基礎はできているので、動けるようになり試合勘が戻ってくれば、結果も出るようになります。
ラケットも、昔に比べ格段に軽く、弾きのよいガットに新調したとたんに新たなショットが打てるようになり、面白さに拍車がかかりました。また、やっているうちに私には前衛としての守りのカバー範囲が小さく、パートナーに負担を強いていることもわかりました。改善しているうちに、昔とは違う達成感が生まれ、自身の成長を楽しめるようになってきました。そして、混合ダブルスではブロック優勝という結果も出すことができました。

“どうやったらうまくなるの?”と聞かれるのですが返答に窮してしまいます。いかにミスをしないかが究極のポイントなのですが、人によってどこを直せば一番効果的かを見極める必要があるからです。自分自身、どうやってうまくなったか説明できないことが多かったのですが、一つのショットを打つ時に考えていること、打った後にどう動いていてそれは何故かを思い出し、どんな練習をしたらできるようになるかを考えるようになりました。

ある時、スマッシュに力があるのに、試合ではよくミスをしてラリーに負ける男性が目につきました。スマッシュを打つ態勢になっていないのに強引に打っているのに気がつき、動きながらスマッシュを打つ練習をしました。今までやったことがなかった練習です。すると、スマッシュの威力とコースが改善されるとともに、余裕が出てきたのか他のショットもキレがよくなってきました。ミスはなくなりませんが少なくなりましたし、ミス以上に効果的なショットが増えました。ポイントを間違わなければうまくなれるのだと実感しました。
また、初めてバドミントンの解説本を読みました。動きが知りたいのでインターネットの動画も見ました。すると、ここでは私の知らない打ち方や考え方を発見しました。特にバックハンドの打ち方で肘と手首の使い方は目から鱗がおちた感じでした。このショットをマスターすれば、戦術が変わり、この歳でももっとうまくなれるかもと思い始めてしまったのです。


あらゆる分野でこのイノベーションは当てはまると思いました。自分が得意としているもの当たり前にやっているものでも、ふとしたきっかけで様々な視点から見直すことで、自分で気づかずに成功していることの理由や、自分の弱点がみえてきたり、新しい武器で飛躍できたり、新たなモチベーションが生まれてくる気がします。

私はアウトソーシング事業本部に所属しており、仕事柄、さまざまな企業の経理セクションとの関わりがあるのですが、このセクションほど改善の機会が多くありながら、見過ごされてきているセクションもないのではないでしょうか。バドミントン以上にミスをしないことが要求されるセクションなので、改善により仕組みを“変える”ことでミスが増えてしまうと考えられがちですが、そうでもないと思います。
ここ20年程、絶えず新しい会計・開示、内部統制等のルールにさらされ続けていますが、何とか乗り切ってしまったと思います。ふと足元をみたら、何に使うのか、はたまたそもそも必要なのか不明な資料を作っていたり、子会社の経理レベルが連結決算についてきていなかったり、決算スケジュールがやたらタイトになっていたりしませんか?ここが、最も恐れるミスの温床になっている可能性があります。また逆に、乗り切っているということは、どこかに強みがあるのかも知れませんので、その強みを活用できるようにしなければなりません。
現状の問題点はどこか、自分の強み弱みはどこなのかは、気がついていないことがまだまだあるのではないでしょうか。アウトソーシングはひとつのソリューションになります。

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