2015.02.25

第218回 海賊とよばれた男にみる夢をかなえる力 【ディーバ哲学】

営業本部 東日本営業2部 部長 須沢 有自

「海賊とよばれた男」という小説をご存知でしょうか。既に読まれた方は、その主人公の生き方に熱いものを感じられたでしょう。出版当初から気になっていたのですが、文庫化されたのを機に遅ればせながら手に取りましたが、何度も泣きそうになりながらも一気に読み、そして振り返ったときに夢をかなえる為のたった一つの手法について感じさせられました。

まだ読まれていない方の為に、少しご紹介させて頂きます。
「永遠の0」などのベストセラー作家の百田尚樹の作品で、出光興産株式会社の創業者・出光佐三の生涯を描いた小説です。
主人公の国岡鐵造(出光佐三がモデル)は、消費者へ安価で安定した石油を供給するという信念に基づき、戦前戦後の日本の石油産業の規制に対して、そして石油メジャーといった当時業界最大の勢力に対して、一歩も引かず戦い抜き、最後までその信念を曲げずに貫き通し、幾度の絶体絶命の危機を乗り越えていくといった内容です。

国岡鐵造の会社、国岡商店(出光興産がモデル)の理念として、「社員は家族」というものがあり、いかなる不況、苦境であってもただの一人も首切りはしない、また勤務表やタイムレコーダー等の勤怠管理も一切なく、完全に社員を信頼し、権限を与えたらすべて任せるという姿勢も終始徹底されており、その中で国岡商店の社員は競合他社を圧倒する仕事ぶりで「国岡商店の通った後にはペンペン草も生えない」といわれるほどに販売ルートを開拓していく猛烈なパフォーマンスを発揮していきます。ひとえに創業者国岡鐵造の精神が社員1人1人にまでに浸透してことを体現しています。小説なのでデフォルメはあると思いますが、国岡鐵造の信念を貫き通す姿勢に対して自分の人生を振り返ったときに、ここまで想いを貫き通した人間を見たことがない!と感嘆しました。

スティーブ・ジョブズが2005年にスタンフォード大学の卒業式でスピーチした際の「Stay Hungry Stay Foolish」というフレーズにも通じるところもあるかと思います。国岡鐵造の場合Foolishとは違うかもしれませんが、石油こそが産業の要になると先見をつけ、商売をする上で「国を豊かにする(戦後復興)」「消費者への安価かつ安定した供給」という信念を貫き通したことは、「夢をかなえるためには決してあきらめない(その姿勢は傍からするとおかしいくらい)」という共通項かと思います。
国岡鐵造や、スティーブ・ジョブズのような伝説的な起業家のような壮大な目標や夢を掲げなくとも、自分が担っている仕事における目標や想いに対して「あきらめない」ということを改めて自分に課したいと思います。

私が担当する東日本営業2部では、静岡より東、北は北海道までのエリアを対象に、DivaSystemユーザ様のおよそ280社をご担当させて頂いており、お客様の業種形態としては「非製造業」という敢えて広いカテゴリになっています。すべてのお客様に対して、継続したご支援・価値提供を実現する必要があります。その為の具体的なアプローチは、「連結決算業務の飽くなき効率化・自動化・早期化」「連結管理会計・経営管理」、また、これらを両立するためにあらゆる情報収集を自動化する「情報収集基盤」の三位一体での構築、もしくは継続した導入のご提案の実践です。

これらの施策の目的は、当然ながらお客様の収益向上への貢献です。その為に、コストカットと売上向上施策の分析(投資、販促の効果測定・分析)に基づく意思決定の両輪を回していくことで、いくら売上効果を見込んで投資・費用をかけ、一方でどの費用をどこまで減らしていくかを常に判断していくことが連結経営管理の目指す姿だと思っています。
非製造業といっても業態毎に目指す経営指標も異なっていますので、通り一遍の手法はなく、これら施策の設計・導入・定着は個々に変わってきます。
ご提案や実装において困難な局面もでるかと思いますが、そういった時は前述のような偉大な起業家、もしくは夢をかなえた人たちの格言でもある「あきらめない」という言葉に立ち戻っていきたいと思っています。

MAIL MAGAZINE

メールマガジン

NEWS

ニュース

SEMINAR / EVENT

セミナー / イベント

セミナー/イベント一覧を見る

お問い合わせ