2015.05.13

第223回 (A) The new Diva’s vanilla 【ものづくりの視点】

コンサルティング事業本部 コンサルティングサービス2部
アドオンチーム マネージャー 山口 俊

Have you ever heard of the meaning of vanilla in information technology?
In information technology, vanilla (pronounced vah-NIHL-uh ) is an adjective meaning plain or basic.
The unfeatured version of a product is sometimes referred to as the vanilla version.
The term is based on the fact that vanilla is the most popular or at least the most commonly served flavor of ice cream.
(IT用語検索サイトWhatIs.com より引用)

一般的には、『バニラ』と聞くと、アイスクリームの代表的なフレーバーが思い浮かびますが、私たちの業界では、製品標準機能のことを指してバニラと称することがあります。
個人的にはバニラの“真っ白”で、“クリーン”な感じが標準機能のイメージとマッチして、言い得て妙と感じています。
バニラの歴史を紐解くと、中南米が原産、メキシコの東沿岸に住むトトナコ族によって栽培が始められたと言われています。
そして、17世紀初めになると、英国女王エリザベス1世の薬剤師ヒュー・モーガンが、バニラ風味の砂糖菓子を考案、それを女王が珍重したことから、バニラは香味料の主役の座につきます。

18世紀には、フランスでアイスクリームの香味料としてバニラが使われるようになり、米国大使としてパリに赴任していたトーマス・ジェファーソンはそのバニラアイスをいたく気に入り、彼が書き写したバニラアイスのレシピは現在、米国議会図書館に収蔵されています。
バニラはラン科バニラ属の蔓性植物で、直径10cmほどの淡い黄緑色の花を咲かせ、受粉した花は半年以上かかって長さ30cmほどの長細い果実を結びます。
そしてその果実の中には,バニラビーンズと呼ばれる長さ数ミリの種子が形成されていくのですが、実は自然のままの種子の状態では、あの甘い香りはしないことをご存知でしたか?

実は、あの香りを得るために“キュアリング”という工程を経ており、そのプロセスは、
1)収穫した種子を熱い湯の中にくぐらせ、そして温かいうちに布に包んで木箱に詰める。
2)2日ほどそのままにし、発酵過程を促す。
3)日中は天日干し、夜間はその熱が逃げないように再び布に包むという過程を数週間繰り返す。
4)ゆっくりと熟成が進み、十分発酵し、完全に乾きあがったバニラビーンズは豊かな香りをたたえるようになる。
と、実に長い時間と惜しみない手間がかけられているのです。

さて、ディーバ社の新しいバニラ、DivaSystem 10は、今春2015年6月に正式リリースされます。
2007年9月のDivaSystem 9リリースから8年ぶりの新メジャーバージョンです。リリースまでの長い時間、多くの開発メンバーによる惜しみない手間が込められた製品をぜひご賞味ください。

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