2015.09.30

第235回 (B) 誰でも打てる、誰でも教えられる、ホームランの打ち方

プロダクト開発本部 プロダクト開発部 部長 斎藤 達也

『誰でも打てる、誰でも教えられる、ホームランの打ち方』があると聞いたら、、、読者の皆さんは、どう思われるでしょうか?野球を少しでもやったことのある方、みたことのある方であれば、「そんな話アヤシイ、ありえないでしょう、、、」と思われることでしょう。私は、息子がお世話になっている少年野球チームのコーチをやっていることもあり、野球の打撃理論についていろいろと調べている際に、この言葉に出会いました。アヤシサ満点と思いつつも、アヤシサの中身はどうなっているのか?という点で興味を持ち、この理論(*1)を調べてみることにしたのです。文章で知って、動画を見て、実際にやってみると、、、全てが目からウロコ状態でした。『誰でも打てる、誰でも教えられる、ホームランの打ち方』 が本当にあるのだと確信するに至ったのです。今回のメルマガでは、この取り組みを通じて感じたことをご紹介させて頂きたいと思います。

私は、この理論を、自分の息子を実験台にして、私が教えるという形で取り組むことにしました。私が目からウロコ状態になった打撃理論で、息子をホームランバッターに仕立てた後、コーチをしている少年野球チームに取り入れて行くことが目的でした。

この理論の特徴は、これまでの常識とは全く逆のやり方を推奨していることでした。主な例としては、以下のようなところになります(野球用語ばかりで申し訳ありません)。

・バットのヘッドを立てろ!  → バットのヘッドを下げよう。
・投手側の脇を締めろ!       → 投手側の脇を開けよう。
・捕手側の足を軸に回転しろ! → 捕手側の足はつま先立ち、投手側の足を軸に回転しよう。

私も野球を35年以上やってきましたので、野球に関する知識の壺は、全て左側に記載されているもので満たされてしまっていました。が、自分の知識の壺を一度空にして、この理論が推奨していることの理解を進めることで打撃のカラクリが見えてきたのです。気付いてみれば非常に簡単なことなのですが、バットのヘッドを下げることで、打者のおヘソより低い球を打つことが出来るわけですし、投手側の脇を開けているからこそ、ゴニョゴニョゴニョ (あまりに野球用語ばかりになるので省略させていただきます)、バットの芯で捕らえることが出来る訳です。野球のテレビ中継では、おそらくほぼ間違いなく左側に記載されていることを推奨する解説がなされていると思いますが、これはあくまで選手や解説者の感覚であって、事実ではないことが多いと思っています。これは、プロ野球選手が結果を出した時の写真(*2)をみれば一目瞭然なのです。

この理論が教えてくれたことは、物事の本質を捕らえることの重要性でした。多くの野球経験者が、自らの経験に基づく常識にとらわれて、打撃における本質を見失っているところがある背景もあり、この理論では、

・常識を疑え!(*3)

という言葉を使って、物事の本質を適切に捕まえることを促してくれます。自分の常識が適切とは限らない可能性を踏まえて時には自分の常識を疑ってみよう、というメッセージだと理解していますが、これは、私たちが製品/サービスを提供していく仕事を進める上でも、当たり前且つ非常に重要なことだと思っています。

お客様の事業環境、IT環境など、私たちを取り巻く環境は日々変化を遂げていくわけで、お客様の連結決算を支えるという私たちのミッションを担い続ける為にも、私たちは環境の変化に対応し続ける必要があります。

私たちは、環境の変化に対応し続ける為に、自らの常識を疑う事を忘れず、自らが変化し、進化することを恐れずに行動することで、物事の本質を適切に捕らえて、製品/サービスに転写し、お客様の連結決算を支えて続けていきたいと思っています。

(追伸)
私の息子がホームランバッターになれたかというと、、、まだです。ただ、ホームランの打ち方は習得していますので、従前に比べれば雲泥の差で結果を出せる状態になっています。いつの日か結果が出せると信じて、取り組みを続けているところです。


(*1)”宮川理論”と言います。関心のある方はネット検索してみてください。
(*2)ソフトバンクの柳田選手、ヤクルトの山田選手、西武の秋山選手等のスイング写真を見て頂ければ、よく分かると思います。
(*3)元プロ野球選手である桑田真澄氏の著書にも『常識を疑え!』という書籍があります。この書籍でも、この理論と同じようなことが述べられています。

旬刊経理情報 寄稿記事「DXを視野に入れた海外拠点管理のポイント」無料ダウンロード

MAIL MAGAZINE

メールマガジン

NEWS

ニュース

SEMINAR / EVENT

セミナー / イベント

セミナー/イベント一覧を見る

お問い合わせ