2015.10.28

第237回 (A) 勝負の世界に学ぶ企業における人材育成

コンサルティングサービス本部 ソリューション営業部 部長 山崎 恒

少し前となりますが、ラグビーのワールドカップ(W杯)で初の3勝を挙げた日本代表。決勝トーナメント進出こそ叶いませんでしたが、優勝経験が2回ある南アフリカ(当時世界ランク3位)という強豪相手に劇的な勝利を挙げるなどの快進撃により、多くのにわかラグビーファンが日本中で誕生したことかと思います。過去7大会で1勝21敗2分と “弱小国”であり、予選敗退して当たり前と予想されていた日本代表の陰の立役者として急成長を引っ張ったのが、2012年から代表のヘッドコーチ(HC)に就いた名将エディー・ジョーンズ氏であることは広く報道されている通り、ご存知の方も多いかと思います。

また、プロ野球の世界においては、日本人右打者のシーズン安打記録を64年ぶりに更新し、史上9人目となる「トリプルスリー(打率3割、本塁打、盗塁ともに30)」を達成するなど、大ブレイクしたヤクルトの山田哲人選手が注目されています。このメルマガが発行されるタイミングでは、日本シリーズの結果も決まっているかも知れませんが、一昨年まで、通算4本塁打だった山田選手の大ブレイクの陰には、2014年シーズンより東京ヤクルトスワローズ一軍打撃コーチを務める杉村繁氏との出会いがあったと言われています。同様にテニスの世界では、錦織圭選手の活躍の原動力の1つとして、2013年12月にコーチに就任したマイケル・チャン氏による影響が大きいと言われています。いずれも厳しい勝負の世界の話であり、各選手自身の努力は想像もつきませんが、選手達を支え導く良き指導者の存在もまた重要な役割を果たしたことも事実だろうと思います。

ビジネスの世界においても同様に、自分自身の仕事やキャリアの手本となり、助言・指導をしてくれる良きメンター(指導者、助言者)の存在が重要な役割を果たすことも多いのではないでしょうか。自分自身のこれまでの社会人人生を振り返ってみると、新人時代からこれまでに多くの良き先輩・上司からの指導や助言に支えられたことが確かに自身の成長に大きく影響していたと感じています。一方、これまでどれだけの後身・後輩の育成に貢献できただろうかと考えてみたところ、まだまだやるべきこと、伝えるべきことは多く残されていると痛感しています。前述のラグビー日本代表や、ヤクルトの山田選手の活躍は、子弟関係を築いた上で、双方の努力が結びつくことのパワーに改めて気付く良い機会となりました。

人材育成は、企業経営の根幹に関わる重要課題であり、永遠のテーマともいえ、皆様の職場においても様々な取り組みがなされていると思います。私自身、自己の努力によるスキルアップと合わせ、後身・後輩の育成にもさらに力を注ぎ、これまで以上にお客様にとっての最善の製品・サービスをご提供できる組織として成長できるよう努力していきたいと思います。

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