2016.02.03

第244回 (B) なるか紫の梅酒、新しい梅と新たな試み

プロダクト開発本部 プロダクト開発部 マネージャー 戸袋 貴之

白加賀(しらかが)、古城(こじろ)、鶯宿(おうしゅく)、豊後(ぶんご)、南高(なんこう)。これらはすべて梅の名前です。梅には多くの品種がありますが、今もなお新たな品種が生み出されているそうです。このコラムを担当するのは3回目になりました。前2回(2013年06月12日2014年10月15日)は梅酒作りについて書きましたが、今回もそんな新しい梅を使った梅酒作りの話をお伝えしたいと思います。

最初に前回のコラムに書いた2014年に仕込んだ梅酒の続報です。年々梅酒の消費ペースが遅くなっていることもあって、まだほとんど手をつけていませんが、紅南高梅の紅色はすっかり梅酒に溶け出してビンに入っていると朱色がかって見えます。グラスに注ぐと朱色感は薄れますが、桃のような甘い香りがうっすらと残っていて楽しい気分になります。この梅酒はかなりの達成感があって、2015年はどんなレシピにするか悩みましたが梅酒の主役はやはり梅なので、もう一度梅にこだわってみることにしました。

そうしてネット検索の末にたどり着いたのが「パープルクイーン」という品種です。パープルクイーンは昭和57年に白王(はくおう)という品種の突然変異として発見されて平成8年に品種登録されたそうです。梅の品種名は漢字が多いのでカタカナの名前はインパクトがありますが「白王」から生まれた「パープルクイーン」。並べてみるとその名前に納得です。

パープルクイーンは現在も和歌山県のごく少数の生産者しか栽培していない珍しい品種のようです。名前の通り紅紫色の小梅で、梅酒等に利用すると鮮やかなピンク色に仕上がると紹介されていました。また小梅で果肉が少ないため、梅酒の場合は梅1kgに対して酒が0.9リットルと通常の半量が適しているそうです。そこで2015年のレシピはパープルクイーンと大粒の梅を組み合わせることにしました。梅は鶯宿梅750gとパープルクイーン750gを合わせて1.5kg、酒はアルコール度数の高い泡盛1.8リットルを合わせました。こちらも仕込んでから半年が経過し紫色だったパープルクイーンはすっかり色が抜け、代わりに梅酒は紫がかったピンク色になっています。このコラムのために味見をしたところ、少し酸味が強かったので氷砂糖を追加しようと考えています。

さらに、2015年は新たな試みとして、余った梅を使って梅ジュースを仕込みました。梅ジュースは梅と氷砂糖だけを小さなビンに入れて1ヶ月程度で出来上がりです。こちらはパープルクイーンだけを使っているので鮮やかなピンク色に仕上がりました。甘酸っぱい良い香りで夏バテ防止と言いながらあっという間に飲んでしまいました。どうやら梅ジュースのほうが私の好みに合っているようです。ジュースなら家族も気軽に飲めますし、今年はこちらがメインになるかもしれません。

さて、いま私はプロダクト開発部でDivaSystemの製品開発に携わっています。前2回のコラムでアドオンに代表されるカスタムソリューションについて触れたように私はこれまで10年以上アドオン開発に携わって個々のお客様の要件に特化したアドオン機能を作ってきました。製品開発は全てのお客様に向けたものづくりとなりますが今後の製品開発に当たってもこれまで接してきたお客様を思い浮かべて、その方々に満足頂けるようなものを送り届けていきたいと考えています。

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