2016.03.30

第248回 (A) やっぱり家計簿でも仕訳入力したい!

CFOオフィス事業本部 TMS事業部 シニアマネージャー 深山 秀一

先日、経理業務のアウトソーシングの実務部隊として活躍している同僚と雑談していた際に飛び出たのが「やっぱり家計簿でも仕訳入力したい!」という発言でした。皆様はいかがでしょうか?やはり家計簿をつけるにも慣れ親しんだ仕訳形式でデータを登録したいと思われるでしょうか?

私自身は、そもそもいわゆる家計簿はつけておらず、スマホのアプリで、各銀行口座の入出金明細データ、クレジットカードの利用内訳などをもとに大雑把な入出金管理しかしていなかったため、仕訳で家計簿をつけるという発想自体に軽いカルチャーショックを受けました。その後、公認会計士の同僚を含め、経理業務を普段行っている知り合いにヒアリングしてみたところ、そこで出たコメントは以下のようなものでした。

・もちろん家計の状態が確認できないなんて気持ちがわるいのできちんとつけています。
・家に帰ってまで仕事みたいなことをしたくない。。。電卓すら見たくない。。。
・家計簿ソフトだと仕訳で入れられないので、フリーの会計ソフトを使って仕訳入力しています。
・用途別に口座を分けて管理しているので家計簿はつけていません。
・住宅購入を機に平均寿命までの収支予想をライフプランナーと作成したのでそれをもとに予実管理をしています。
・独身で内部監査が入らないので野放しです。
・レシートを撮るだけで明細を作ってくれるスマホアプリを入れたものの結局作成していません。

少ない母数であるため全体の傾向を語ることはできませんが約半数が家計簿をつけていませんでした。私の勝手な予想では会計に慣れ親しんでいる方々なので、心理的ハードルが低く6-7割程度は家計簿をつけているのではないかと考えていたのですが、みごとに裏切られました。

さて、貴社グループ全体での家計簿はつけられているでしょうか?
どのようにグループ全体での資金管理をされていらっしゃいますか?

毎月で資金残高を本社へ報告しているものの、Excelベースでリアルタイムではないため、それ以上子会社へ負担をかけるのも厳しいため情報活用が難しいというのが現状ではないでしょうか。

クラウドテクノロジーの発達により、複数の国にまたがる、複数の銀行へのオンライン接続がより安価に構築することが技術的に可能になり、その恩恵を受けるべくグローバル資金管理システム(GCMS)が発達してきています。これにより子会社の負担が無く各行のオンラインバンキングシステムにそれぞれログオンせずに、資金残高の把握だけでなく、支払指示の集中管理等も可能になります。

経理財務業務はITとの親和性が比較的高く、日々のテクノロジーの発達に合わせてリーズナブルでパワフルなソリューションが生まれてきています。ここ半年の営業活動を通じて、3年後には日本でもグローバルで資金管理をリアルタイムに実施するのが当たり前の状況になると感じております。チャイナリスク、アメリカ大統領選挙、マイナス金利等、めまぐるしい外部環境の変化に備えるために、まずはグローバル資金管理システムを使ってグループ全体の資金の見える化から始めてみませんか?

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