2016.06.01

第253回 (A) 「レスター奇跡の優勝!」 強い組織とは

プロダクト開発本部 プロダクト開発部 マネージャー 佐藤 政美

“約75億円” と “約334億円”

これは、イングランド・プレミアリーグで初優勝したレスター・シティの選手年棒総額とチェルシーの選手年棒総額(リーグ最高額)です。レスターは、チェルシーの22%程度しかない額で“優勝”を果たしてしまいました。

では、なぜ、エリート選手がほとんどいないレスターが「サッカー史に残る大番狂わせ」を起こすことができたのでしょうか?

一つは、“勝ち点40”という、1部リーグ残留を目指した現実的な目標設定としたことだと思います。私自身、シニアリーグでサッカーを続けていますが、シーズン前、ついつい「今季は優勝!」と大きな目標を掲げて気負ってしまい、結果は散々というシーズンもありました。

実際、レスターは、リーグの前半戦だけで、勝ち点39を獲得し、目標の達成がほぼ現実的になろうとしていました。そして、ラニエリ監督(レスターの監督)は、次のように発言し、目標を再設定したのです。「これから我々は、次の目標を達成しなければならない。前半戦で我々は、勝ち点39を獲得した。だから、後半戦は、勝ち点40を目指そう。難しいことは分かっている。我々は、残留した。トライしよう!」

前半戦でほぼ目標達成したことで、選手たちにも自信がついたタイミングでの発言でした。ラニエリ監督は、戦術家というよりは、選手のモチベーションをコントロールするタイプの監督らしく、適切なタイミングで適切な言葉を掛け、選手の能力を最大限まで引き出したことが、奇跡の優勝につながったのでは?と高く評価されています。(完封勝利した日は、選手にピッツァをおごるというお茶目な労いもしていたようです。)

もう一つは、選手一人ひとりが手を抜かずハードワークをこなしたことです。
(特に岡崎慎司選手の全力プレーを見ると、胸が熱くなります。)

また、遅咲きながら才能を開花させた選手が数名あらわれたことも、優勝の大きな要因につながっていると思います。

結局のところ、次の2つができている組織(チーム)は、強いということを改めて感じました。

□ 組織のリーダーは、適切な目標を設定し、適切なタイミングで適切な言葉を掛け、
   メンバーの能力を最大限まで引き出す。(ときには、才能を開花させる。)
□ メンバーは、目標達成に向けて、手を抜かず全力で取り組む。

もちろん、これ以外(例えば、メンバーの相性など)にも、要因はあると思いますが、レスターにみる「強い組織」は、大きくこの2つだと個人的に感じました。

私も、所属するプロダクト開発部でレスターに負けないチームを作り、お客様に価値を提供できる製品を作り続けたいと思います。

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