2016.08.24

第259回 (B) プロジェクトのPDCA~子供たちに学んだこと~

プロダクトソリューション事業本部 連結会計事業部 連結会計コンサルティング1部
第3グループ長 齊藤 広幸

自己満足指導者は、このような場合にこう言います。
「どうしても強くなって欲しい!この子のために!」
青春ドラマのワンフレーズにて、自分の指導を美化します。さて、子供はというと結果、更に迷い、プレッシャーだけが残ります。そのプレッシャーに耐えさせるための指導という人がいますが、私は全く違うと思いますし、指導者として勉強不足だと思います。勝てないというプレッシャーで、子供の心まで変えることは出来ません。

私は、子供の行動に対して指摘すべきであり、プロセスに着目することが指導だと考えています。試合はプロセスを経た上での成果であり、その成果を見て課題を見つけ、それを稽古(プロセス)内に取り入れていくサイクルを組み立てるべきだと思います。現在、私はマネージャとしてプロジェクトに参画させていただいていますが、プロジェクトマネジメントのPDCAと同じことが言えると思います。PDCAサイクルは大きく分けると、PlanとDo、CheckとActの組み合わせになっています。

・Planで計画した内容をDoで実行する。
・Checkで評価した内容をActで改善するための処置をする(つまり、次のPlanを立てる)。
よって、Planではプロジェクト全体の計画と、Doで実行する時の段取りの両方を計画しなくてはなりません。

この組み合わせを意識すると、重要なのはPlanであり、綿密にPlanを立てることが重要な気がしてきます。なぜなら、DoがPlanに基づいた内容になるはずだからです。さらにサイクルを回した時に、Checkの結果に対するPlanもより重くなります。なぜなら、一度失敗したことを、次は失敗しないようにするためです。しかし、実際はどんなに綿密な計画を練ったところで、失敗しないなんてことはありません。計画を練れば練るほど、計画倒れしがちなもので、DoにつながらないPlanがあってはならないのに、重視しているのはPlanばかり⇒Doすることなく終わってしまう⇒DoしていないのでCheckで評価できないという悪循環が発生する場合があります。

PDCAサイクルを否定するわけではありませんが、よりフットワークを軽くしていくべきだと思っています。つまり、Doの重要性を再認識してほしい。さらに言えば、Planを短く簡潔にしていくべきということです。 そもそも、最初に行うPlanは、Doが0(ゼロ)である状態で行われます。つまり実際に実行する部分のことを全く知らない状態でのPlanです。これは計画ではありません。まずは0(ゼロ)を1にしてから考えるべきです。(たとえばフィージビリティスタディなどを実施するなど。)また、計画が少ないということは逆に言えば計画に縛られないことを意味します。計画を意識するあまりに、臨機応変な対応ができなくなっている場合があります。

特にDivaSystemの導入プロジェクトでは弊社で全てのタスクを請け負うのではなく、お客様と作業を分担し進めることが多いため、チームとしての一定のサイクルを回すことよりも、個のDoの能力(実行力や判断力)を高めることで、業務の効率を上げております。このDoの能力を如何に高めていくかを計画することがPlanで本当にすべきことであり、これらの活動を通じて、お客様に短期間で、低コストなプロジェクトを提供できるよう努力し続けております。

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