2016.10.18

第263回 (B) 透明度の高い海を目指して

プロダクトソリューション事業本部 連結会計事業部 ソリューション営業部
グループ長 井上 裕介

「透明度の高い海」と聞いて皆様はどのような海を思い浮かべられるでしょうか。沖縄の海やハワイの海、カリブ海やタヒチの海を思い浮かべられるかもしれません。もしかしたら、故郷の海を思い浮かべられる方もいらっしゃるかもしれません。
今回は海の透明度について少し記載させて頂きたいと思います。

透明度の高い海の水中風景は、私のようなダイビング・ファンだけでなく多くの人を魅了します。景色を眺めているだけでも癒されますし、透明度の高い海で泳げば、まさに空を飛んでいるかのような優雅な気分を味わうことが出来ます。

海の透明度は一般的に「メートル」で表示されますが、皆様は海の透明度の測り方をご存知でしょうか。私も測り方を知った時には非常に驚いたのですが、かなり原始的な方法で透明度を測定しています。セツキ板と呼ばれる直径30cmの白い円板を水面と平行に保った状態で静かに沈めていき、観測者が水面から肉眼で見てセツキ板が見えなくなったところが透明度の数値となります。結構アバウトな調べ方です。測定する人に依存しますし、主観も入るかもしれませんが、それでもこの方法が採用されています。何か測量機器を使って科学的に測定しているものだと思っていたので非常に驚きでした。

一方、海の透明度は水中のプランクトンや微生物の量が大きく関係するそうです。プランクトンや微生物が少なければ、透明度は高くなり、逆に多く含まれていれば、透明度は下がります。したがって、スキューバ・ダイビングをされる方はお分かりになるかもしれませんが、決して透明度の高い海ほど多くの魚や生物を観測出来るということにはなりません。案外、プランクトン豊富な透明度の良くない海の方がジンベイザメやマンタなどの大物がいたりするものです。しかし、透明度の高い海はやはり気持ちが良いもので、私を含めて多くのダイバーは透明度の高い海を目指します。

ここで終わってしまうとダイビング雑誌のコラムになってしまいますので、話を実際のビジネスの場に移してみます。海の透明度を会社経営の透明性に置き換えてみます。

では、海の透明度と同じように会社経営の透明性はどのように測ることが出来るのでしょうか。これは多くのお客様が悩まれているテーマかもしれません。明確な答えがある訳でもありません。1つの視点として私たちは連結業務に携わっておりますので、連結視点で考えてみると、ひょっとしたら親会社ご担当者様がいかにグループ情報を見渡すことが出来るのか、各社の詳細な情報をどこまで把握出来るのかといったことが会社にとっての透明性と言えるかもしれません。また、視点を変えれば、経営者の方がグループ全体の会社情報をタイムリーに、かつ適切に把握することが出来て、経営判断をスピーディに行うことが出来るような体制や仕組みが透明性の高い経営だとも言えるかもしれません。

もちろん、海の透明度と同じように、決して透明性の高い経営を行っている全ての会社が業績の良い会社とは限りません。各社の情報は見えない、分からないけれども会社全体の業績はしっかり伸びているという会社も数多くあります。しかしながら、透明性のある会社経営はいつの時代でも非常に求められています。ダイバーが透明度の高い海を目指すように、経営者は透明性の高い会社経営を目指します。透明性が高ければ、いち早く会社の変化に気付くことが出来、舵取りをスピーディに行うことが出来るからです。「見える化プロジェクト」や「標準化プロジェクト」といった取り組みが多いのもその表れかもしれません。

ディーバ社では日本を代表する数多くのお客様にDivaSystemをご利用頂いており、皆様の「経営情報を見える化・標準化」するためのソリューションやサービスを数多くご提供させて頂いております。皆様方の会社でも透明度を高めるような取り組みを始められる際にはぜひディーバ社員にお声掛け下さい。非常に大きなテーマで、難しい取り組みですが、何かしらお客様に貢献させて頂くことが出来ると考えております。

またまた、話を海に戻しますと、私は毎日のように、透明度の高い海に行きたいと思っています(笑)。

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