2017.08.02

第283回 (A) 合気道の練習から思うこと

管理部長 髙田 陽介

「争わない武道」と言われているところに興味を持ったのがきっかけで私が合気道を始めてから二年半ほどが経ちました。武道の「武」は「矛を止める」=「争いを止める」という解釈もあるそうです。合気道は、武道家・植芝盛平が大正末期から昭和前期にかけて創始した武道で、植芝盛平が日本古来の柔術・剣術など各流各派の武術を研究し、独自の精神哲学でまとめ直した、体術を主とする総合武道であると言われています。(出展:Wikipedia)

私が通っている道場では中学生からご年配の方まで稽古しており、普段は接する機会がない年齢層の人と話をすることができるのも楽しみのひとつです。やればやるほど技の習得に難しさを感じる一方で上達に向かっていく過程を楽しんでおります。

稽古は前半3/4程度の時間を全体での技の練習にあて、残りの1/4程度を自主練習の時間としています。全体練習では道場長がみんなの前で技をやって見せたあとに各自が二人一組になって何種類かの技について練習する、ということを行います。自主練習では各々が上達したいことにフォーカスして練習しています。

全体練習は技の流れを理解して反復するプロセスであり、自主練習は技を構成する個々の動作の理解を深めるプロセスだと認識しています。実は、全体練習ではそんなに手取り足取りは教えてくれないのです。言い換えると「個別練習で初めて細かく教えてくれる」ということでしょうか。ですから教わった技の流れをなぞっているだけの練習をしていると外形だけは身につくのですが効果のある技にはならないのです。

例えば技を効かせるためには自分と相手との体の位置関係が重要で、その状態にするためには自分がそこに動く必要があります。そのコツがつかめないと本当に思うように技が極まらないのです。そこに自分を動かしたいと思っても体が移動しない。「なぜだろう。どうすればうまくいくのだろうか」と自ら考える一方で、「ここがうまくいかないのです」と相談するとコツを教えてもらえます。「ここで前足を踏み出したあとに後ろ足をすり足でひきつけるとスムーズにいきますよ。」確かにそうするとうまくいくことがわかります。

スポーツや武道で上達するためには「頭を使う」ということが大切だそうです。練習内容や技術体系を秩序立てて効率的に努力することができる仕組みを作るということを意味しているようです。そしてもっと大切なのがそれをやりたいという「情熱」だそうです。継続するためにも熱意は必要ですし「上達したい」と思う気持ちが「どうすればうまくいくのだろう」という疑問につながるのですね。

仕事においても同じようなことが言えるのだと考えております。良いものを提供したいという情熱が工夫を産み、製品やサービスの品質の向上につながるのだと。

私たちディーバが情熱をキーワードにしているのもそういうことであると理解をしています。経営情報の大衆化に向けて社員が情熱をもって取り組むことでお客様への価値を提供し続けられるよう、社員一丸となって成長のプロセスを楽しんでいきたいと考えております。

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