2007.10.05

第34回 業務の効率化

公認会計士 斎藤 和宣

今週から10月に入り衣替えの季節になりました。オフィス街でも先月までのクールビズからスーツ姿の人が増えてきましたが、そもそもこのクールビズというのは「チーム・マイナス6%」という温室効果ガスの排出を削減するプロジェクトの一環で行われているものです。実際に多くの企業が「チーム・マイナス6%」に賛同してクールビズを採用し、今年の夏もノーネクタイなどの軽装で過ごしているビジネスマンが数多くいました(今年で3年目かと思います)。

地球温暖化を解決するために行われている「チーム・マイナス6%」ですが、この取組みは地球環境サミットで締結された気候変動枠組条約に基づき、その目的を実現するためにCOP3(第3回締約国会議)で採択された京都議定書にしたがったものです。当議定書で、6種類のガスを対象に1990年を基準として、2008年~2012年の間に日本であればマイナス6%の排出量にすることを約束しています。
こうした温室効果ガスの排出量削減のためであっても、これまでの生活品質や製品品質を下げることは容易にはできませんから、①使用するエネルギーを減らすためエネルギー使用を効率化する対応や、②温室効果ガスを出さない代替品に移行する対応、あるいは③温室効果ガスを直接減らす(植林など)対応等が考えられますが、クールビズは、エアコンのための余計なエネルギーを使わないようにする①の方法に該当するものと思います。機能的には仕事に不可欠ではないネクタイなどを省略することで、効率的にエネルギーを使うことができているといえるのでしょう。

話は変わって経理の領域になると、来年度から四半期報告制度が始まりますので、ますます業務の効率化が必要になってきています。本当は必要が無いのにある特定の人のためだけに作成している資料があったり、前例に倣ってやっているだけの業務が存在する可能性もありますので、すべての業務を根本的に見直して効率化を図るよいチャンスかもしれません。

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