2020.04.01

第349回 (A) 非同期の会議に参加する方法

プラットフォーム開発統括部 クラウドアーキテクチャ部長 認定プロダクトオーナー 遠藤 宣嗣

私たちのチームは普段から海外の開発者と一緒に仕事をしています。地理的には離れていても、普段から毎日オンラインでMeetingを行い、同じドキュメントやソースコードを眺め、一つのチームとして仕事をしてきました。

それでも、年に数回はお互いに行き来して、直に会うようにしてきました。そうすることで、オンラインでは伝え切れないコミュニケーションを取ることができるからです。

今年も、訪問する予定を立て出発しようとするところで、新型コロナウイルスが流行し始めたため、訪問を延期しました。そしてその後、新型コロナウイルスはあっという間に世界中に広がり、訪問する見通しが立てられない状況になりました。それだけでなく、日本にいるメンバーも在宅勤務が推奨となりました。

私たちは、既に海外のメンバーとはオンラインで仕事をしていましたし、日本のメンバーも時々リモートワークをしていましたので、特に何の問題もなく、全員が在宅勤務に変更することができました。

さて、GitLabという会社があります。この会社は、ソフトウェアの開発支援環境を提供している会社です。世界65カ国以上に1,200人以上のチームメンバーがおり、驚いたことに全員がリモートワークをしています。

彼らは自分たちを「the world’s largest all-remote company」とよび、All-Remoteのためのガイドを公開(*リンク先は英語です。)しています。これを読むと、リモートワークについて非常に多くの示唆が得られます。

今回、それを読んでいて考えさせられたのは、「Asynchronous meeting participation(非同期会議への参加)」という考え方です。

1,200人が世界65カ国以上でリモートワークをするということは、同期的なコミュニケーションでは対応できません。そもそも1つのタイムゾーンで仕事を進めることはできません。自分が起きている時間には、会社の誰かは寝ているということになるからです。同期的なコミュニケーションに頼る代わりに、非同期的なコミュニケーションの能力を身に着けなければなりません。

会議は同期的なコミュニケーションの場です。オンラインであれオフラインであれ、決まった時間に一同に介して同時にコミュニケーションします。でも、GitLabでは会議に非同期で参加できます。この考え方は私には新鮮でした。どうやってその会議を運営するかはこちらをご覧ください。(*リンク先は英語です。)

いろいろなことが急速に変化し、対応が求められるようになっています。慣れた考え方に固執することなく、いつも自分の考え方を調整して、どんな変化にも機敏に対応できるようでありたいものです。

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