2020.11.25

第366回 家族旅行で経営管理に思いを馳せる

西日本事業部 CPMコンサルティング部長 友清 純子

先日、飛騨高山への1泊2日の家族旅行の2日目の朝、私は大いに迷っていました。
お昼に新穂高ロープウェイで北アルプスの山頂に雪がかかった絶景を見るか、
夜に新穂高ロープウェイ星空観賞便に乗って絶景の星空を見るか・・

私の希望は、普段見られない絶景を“気軽に”見て癒されたい。この1点のみです。
(本当は登山の苦労の末であればさらに感動すると思うのですが、小さな子供と一緒の家族旅行ですので、
致し方なく、“気軽”に絶景を見る必要がある、ということになります。)

補足ですが、このロープウェイの魅力を公式HPより引用してご紹介しますと、
「日本唯一の2階建てゴンドラに乗れば、お子様からお年寄りまで、
気軽に標高2,000mを超える絶景を楽しむことができます。
北アルプスの山々に囲まれた大自然と雲上の世界をご体感ください。」
とのことです。
ちなみに星空観賞便は、こちらも公式HPによると
「標高2,156mの山頂展望台から見上げる広大な夜空。
そこにきらめく無数の星々は、これまでにない感動とトキメキをきっと届けてくれることでしょう…」
とのことです。

以前、雲海を見るためにはるばる北海道まで行き、かつ雲海の発生確率を考慮し2連泊で早朝5時起きしたにもかかわらず、雲海を見ることができなかった私は、今回こそはと、朝から情報収集し検討を重ねました。
(そういえば、北海道でも寝ぼけ眼のままゴンドラで山頂まで運んでいただきました。)

事前調査も含めた判断のための情報は以下の通りです。
・ロープウェイの往復運賃は大人2,900円 子供含めて家族合計7,250円
・1日乗り放題などのお得な切符は存在しない(つまりチャンスは1回)
・自宅から現地までは車で片道約5時間。気軽に行ける距離ではない
・2020年秋の「星空観賞便」の実施期間は計10日。うち土日は計4日
・前日は雨で、当日朝も少しどんよりしていたが、徐々に天気が回復してきていた
・雨雲レーダーによると3時間後には雲が完全に晴れる予報
・雨雲レーダーによると夜もおそらく晴れているが、なんとなく10時間後の予想は3時間後よりも低そう
・公式HPのライブカメラによると太陽に照らされたキレイな景色が見え始めていた
・公式HPによると“現在”の視界は「良好」とのこと

今から向かえば高確率でお昼の絶景が見えそうです。
夜は真っ暗ですので北アルプスの景色は見られず、星空を堪能することしかできません。
天候が悪化し雲が広がれば、最悪のケース何も見えません。迷います。

夫に相談したところ、
夫:昼も夜もどちらも見たい。乗り放題とかないの?
私:ないです。
すでに考えられる検討ポイントをすべて一巡していた私は即答しました。

「本当は星空が見たいけど、お昼の景色で妥協するか、夜空に賭けるか」これが私の本心です。

結果、わざわざ星空観賞便に合わせて旅行日程を組んだ初心を思い出し、日中は雨雲レーダーとライブカメラの映像を小まめにチェックしながら、夜、ついに向かいました。
到着して空を見上げると・・・見たこともない無数の星々!
感動を超え圧倒されました。
夜にしてよかった!!

さて、長くなりましたが、この体験を振り返りますと、リアルタイムの情報提供や十分な判断のための情報がなかったとしたら、私は何も考えず、迷うことなく夜訪れたことでしょう。
でも、今回はたまたま、運がよかっただけ、かもしれません。
しかし、使える情報が手元にあれば、目的に応じて情報を活用し、判断することができます。
家族旅行で言えば迷いが増えてちょっと疲れが増す、とも言えますが、これが経営だったらどうでしょう。
日々あふれる膨大なデータから必要かつ適切なものを取捨選択し、すぐに使える情報として保持し、分析し、活用し、現在の行動を決める。
これはどう?これはなぜ?ここはどうなっている?そんな質問に即答する。
これはまさに理想の状況ではないでしょうか。

事業やグループ会社を横断した経営判断が求められる皆様に、経営管理の現場で適切な判断、
意思決定にご利用いただけるグループ経営基盤をご提供し、みなさまの活動をご支援できればと思います。

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