2010.05.26

第99回 (A) おじさん達が目指す甲子園【ものづくりの視点】

商品開発ユニット 品質設計管理グループ長 斎藤 達也

皆さんの少年・少女時代の夢・目指すものってどんなものだったでしょうか?私の場合は、三歳上の兄の影響を受けたこともあり、「甲子園大会に出場する」という多くの野球少年と同じ夢を目指していました。今日の野球少年が抱く夢は「メジャーリーガーになる」といったもっと大きなものなのでしょうが、当時はこの単純な夢を最終目標として同じ目標を持つ仲間達と共に必死に目指していたと記憶しています。
残念ながらその夢は叶わなかった・・・のですが、2年前に再チャレンジできる機会があることを知り、もう一度その夢?を目指してみることになりました。

再チャレンジの機会とは「マスターズ甲子園」という大会になります(チームは高校野球部のOBで構成されます。1試合9イニングのうち、34歳以下のチームで4イニング、35歳以上のチームで5イニングを戦います)。「おじさん達に夢をもう一度」をコンセプトにこの大会運営を実現してくださった方々に感謝しつつ、週末は甲子園という夢を追ったあのときの気持ちに戻りながらかつての同僚や先輩後輩と共に練習に取り組んでいます。

甲子園への出場機会は球場確保の問題もあり、各都道府県代表の機会は三年に一度となっています。私は埼玉県予選に参加しているのですが、埼玉県予選にとっては今年がその三年に一度の年なので、何とか夢へのチケットを勝ち取りたいと思います。

さて、社会人となった今、少年・少女時代のように夢として目指すものはありますでしょうか?弊社では、目指すところとして「経営の大衆化」を掲げています。「経営情報を、企業価値向上に貢献する人々、特に企業の現場メンバーへ開示することを推進し、経営そのものを広く一般的なものとすることで、個々人の経営能力を向上させ、その集合体としての企業経営品質向上実現を目指す」というものです。製品開発担当としてはこの夢・目指すところを実現する為に、当面の期間でやらなければならないこととして、「連結決算業務を遂行するための基盤となるシステムを継続的にお客様にご提供すること」であると考えています。

私の場合、昨年の7月より製品開発の中でも品質設計管理部門を担当していることもあり、開発チームとして目指すこのミッションをどの程度実現出来ているのかを振り返りつつ、日々の業務に取り組んできました。

もう少し具体的なお話として、弊社製品としては”継続的に”ご利用頂ける状態を提供することが一つのミッションであり、制度改正への対応や新たな業務ニーズに対応するために新しいバージョンを開発するわけなのですが、新版では従来版よりも、品質・機能・性能の基本要素を改善した上でリリースすることを開発の基本コンセプトと考えており、これを実現するための取り組みとして以下の二つを軸として品質改善活動に取り組んでいます。

•目標通りに進めることが出来た開発プロジェクトを成功例として、問題が発生する前に未然に防ぐ活動を継続すること
•問題が発生した原因について遡って検証し、根本原因を究明した上で対策すること
「基盤となるシステムを継続的にお客様にご提供すること」が実現できているかの評価については、様々な評価軸が必要になると思いますが、総論としては、600社を超えるお客様が弊社システムを決算業務にご利用くださっている状況であり、継続的に制度改正や新しいIT基盤に対応することにより「連結決算業務を遂行する」基盤となる為の最低限のラインはクリアできているのではと考えています。

ただ、製品の品質や性能に関してお客様よりお叱りを頂戴するケースがあるのも事実であり、すべてのケースで完璧にクリア出来ている訳ではないとも認識しています。

社会人になってから目指す甲子園とは違って、ゴールを明確にしづらい夢・目指すところになってしまいますが、弊社製品が600社を超えるお客様の連結決算業務を支える基盤となっているということ、お客様が連結経営情報開示を進める中での重要性、社会的責任が日々大きくなっている状況であることを私達の仕事に対する誇りとして認識し、開発チームとして目指すところである「連結決算業務を遂行するための基盤となるシステムを継続的にお客様にご提供すること」を通して皆様のご期待に添えるよう今後の製品開発に取り組んで行きたいと思います。

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