株式会社ディーバ(東京都港区、代表取締役社長:森川徹治、以下ディーバ)と、富士電機株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:北澤通宏、以下 富士電機)は、エントリー~ミドルレベルの管理会計・制度会計分野でのデータベース・BIソリューションにおいて協業することを発表しました。
管理会計・制度会計分のデータベース化・情報分析は、データアクセスの煩雑さや難しさ、システムのライセンス・構築コストなどから一部の企業の部門内での活用にとどまり、多くの企業では弊害を抱えながらもExcel中心でのデータ管理を行っているのが現状です。
今回の協業により、ディーバの提供する660社を超える企業に導入されている連結会計システム「DivaSystem」と、富士電機が提供する”現場担当者にとっての使いやすさ”を追求したBIツール「軽技Web」を組み合わせることで、管理会計・制度会計におけるデータベース・BIツールを組み合わせたソリューションを低コストで提供し、現場担当者が日常のあらゆる場面で、もっと自由に・簡単にデータを活用していただける環境を実現します。
管理会計におけるソリューション
ディーバの連結会計システムDivaSystemにこれまでExcelで管理していたような様々な経営情報を蓄積し、さらに富士電機のBIツール「軽技Web」と組み合わせることにより、システム部門に頼ることなく情報を使うべきユーザ自身が”簡単”かつ”自由”に集計・分析することができます。既にDivaSystemをお使いのお客様においては、低コストでの管理会計の効率化・実現が可能です。
また、ディーバの経営管理エンジン「DivaSystem SMD」を活用することにより、経営情報の質を高める業務処理(各社・各業務・各システムで異なる部門や製品や勘定科目といったコード体系の整理、本社経費の配賦、内部取引消去やたな卸未実現消去といった連結処理、予実差異要因分析)を組み合わせたミドルレベルの管理会計にも対応します。
制度会計におけるソリューション
ディーバのDivaSystemから定型帳票で出力されていた情報(内部取引照合情報・投資と資本の消去履歴などの根拠・計算過程情報)および、個別会計システムなど上流システムの明細データについても、「軽技Web」により様々な条件でのレポーティング・比較分析および任意の項目でのアクセス権限制御が行えます。
また、定型帳票では追加が難しかった、上位階層集計の項目(グループ会社を管掌役員や業態ごとに集計してレポーティング)についても、集約対象履歴管理・最新マスタで集約しての前期比較に対応します。
ディーバと富士電機は、今回の協業における販売目標を20社としています。

DivaSystem(ディーバシステム)について
DivaSystemは、連結決算の効率化・早期化・高度化を実現する、企業グループ向けの連結会計ソリューションシステムです。DivaSystemは経営の視点から生まれた連結決算のシステムで、”連結経営”システムへと発展を続けています。高速処理により連結財務諸表を短時間で作成することはもちろん、充実した管理会計機能により、オンラインでの詳細な経営情報分析を可能とします。ERPとの連携で経営情報として有効な予算データや人員などの非会計情報も効率的に収集・管理することができます。
東証一部上場企業の時価総額トップ50社のうち26社がDivaSystemをご利用中です。(2012年9月末時点)
DivaSystemは、「誰もが経営情報を見て使える」という視点を持った製品を目指しています。
軽技Web (カルワザウェブ)について
軽技Web は、誰もが使える情報活用ツールです。 専門的なスキルを持った特定の層やマネジメント層が使うBIツールと異なり、現場の社員やスタッフが日常的に簡単な操作で、データベースの汎用検索、非定型検索を行い、必要なデータを必要なときに必要な形で素早く集計・入手できる軽技Webは、エンドユーザー・コンピューティング(EUC)によるデータ活用を促進します。
詳細はこちら https://www.karuwaza.com/
株式会社ディーバ(JASDAQ:3836)について
株式会社ディーバは1997年に設立された、連結会計ソフトウェア分野における国内のリーディングカンパニーです。本社とグループ会社を連動させた連結視点での経営管理基盤をパッケージとして提供し、幅広いパートナー企業とともにコンサルティングサービス・販売・サポートサービスを提供しています。経営効率を高める連結会計ソフトウェアには、より信頼性のある製品、および高品質なサービスが求められており、格段に高度化・複雑化したお客様の要件を実現できる経営情報基盤として、国内650社を超える企業に選択されています。
ディーバは、経営情報の透明性を高め、経営品質の向上をサポートします。
2007年2月、ヘラクレス(現JASDAQ)に上場。
富士電機株式会社について
富士電機株式会社は、創業から90年の長い歴史の中で、エネルギー技術を革新し、産業・社会のインフラ分野で、広く世の中に貢献してまいりました。ものつくりのエキスパートとして、あらゆる技術の最先端を切り拓き、未来を先取りした製品を提供する。そして、お客さまの期待に応え、あらゆる地域で安全で安心な持続可能な社会づくりに貢献しています。情報活用ツール「軽技Web」については、800社を超えるお客さまにて、社内情報活用インフラを支えるソリューションとしてご愛顧いただいております。
上記に関するお問い合わせ先
株式会社ディーバ 広報担当 diva_pr@diva.co.jp
*本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。