2014.01.28 プレスリリース

ディーバとSCSK、グループ経営管理を支援するITソリューションを提供開始

IFRSに対応した連結会計システム「DivaSystem」と ERPパッケージ「ProActiveE2」の連携強化で決算早期化を支援

株式会社ディーバ(本社:東京都港区、代表取締役社長:森川 徹治、以下ディーバ)とSCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役会長 兼CEO:中井戸 信英、以下SCSK)は、ディーバが開発・提供する連結会計システム「DivaSystem」とSCSKが開発・提供するERPパッケージ「ProActive E2」との製品連携を強化し、2月より提供を開始します。今回の連携強化により、グループ企業各社の決算情報を連結会計システムにダイレクト連携できるようになり、国際財務報告基準(以下IFRS)対応をはじめとする、連結決算における業務の効率化と決算早期化を支援します。

製品連携の背景

多くの企業では、IFRS の任意適用における要件の緩和や、エンドースメントされたIFRS である日本版のIFRS「J-IFRS」の策定に向けた検討が開始されています。適用要件の緩和や「J-IFRS」の適用における企業のシステム対応の方法は、「グループ企業全体でIFRS へ対応する方法」と「親会社での集中処理により対応する方法」が挙げられます。
IFRSへの対応により、決算業務の負荷は増加するものの、開示までの期間には限りがあるため、おのずと決算早期化の実現が求められており、個別会計システム、連結会計システムとトータルでの対策検討が不可欠となっています。

連携強化の概要

かねてより、連結決算早期化の実現に向け、「DivaSystem」と「ProActiveE2」は、CSVファイルを用いた疎結合での連携を実現しておりましたが、決算早期化につながる個社決算データ集計業務のさらなる負荷軽減の要望に応えるため、今回の製品連携強化に至りました。業務負荷の軽減による連結決算業務の円滑な遂行のため、「ProActiveE2」が管理する会社別の仕訳残高データを「DivaSystem」へダイレクトにデータ連携します。当連携機能により、グループ各社の決算情報収集期間の短縮と業務効率改善を図ることができ、決算早期化の実現を支援します。
将来的には、連結財務諸表から個社の伝票までのトレースを可能とする「ドリルスルー照会」を実現するための連携強化も視野に入れており、決算業務のさらなる業務効率化の支援を目指します。

今後ディーバとSCSKは、共同でプロモーションを実施し、当該ITソリューションのお客様への提案を推進してまいります。その第一弾として、2月26日(水)に決算早期化、グループ経営管理の強化に関するセミナーを開催します。IFRS 適用を見据えて、公認会計士による効率的な進め方について講演を行い、さらにはERP・連結会計システムの活用法などをわかりやすく解説します。

「DivaSystem」について

DivaSystemは、連結決算の効率化・早期化・高度化を実現する、企業グループ向けの連結会計ソリューションシステムです。
DivaSystemは経営の視点から生まれた連結決算のシステムで、”連結経営”システムへと発展を続けています。高速処理により連結財務諸表を短時間で作成することはもちろん、充実した管理会計機能により、オンラインでの詳細な経営情報分析を可能とします。ERPとの連携で経営情報として有効な予算データや人員などの非会計情報も効率的に収集・管理することができます。
東証一部上場企業の時価総額トップ50社のうち25社がDivaSystemをご利用中です。(2013年6月末時点)
DivaSystemは、「誰もが経営情報を見て使える」という視点を持った製品を目指しています。

「ProActiveE2」について

「ProActive E²」は、“ProActive”シリーズの発売開始から20年間で得た豊富な導入実績と業務ノウハウ、そして確かな技術を礎に生み出された、SCSKが開発したERP パッケージです。連結決算の早期化、連結経営のスピード化を実現する「グループ統一システム導入」などの多くの事例を有しています。IFRSといった大きな会計基準の変更にも迅速に対応し、統合されたビジネスプロセス、一元管理されたデータをもとに、迅速な意思決定を実現するための経営を支えるシステム基盤を提供します。

ディーバについて

株式会社ディーバは1997年より連結会計分野に特化した事業を開始。連結会計ソフトウェア分野における国内のリーディングカンパニーです。本社とグループ会社を連動させた連結視点での経営管理基盤をパッケージとして提供し、幅広いパートナー企業とともにコンサルティングサービス・販売・サポートサービスを提供しています。経営効率を高める連結会計ソフトウェアには、より信頼性のある製品、および高品質なサービスが求められており、格段に高度化・複雑化したお客様の要件を実現できる経営情報基盤として、国内800社超の企業に選択されています。
ディーバは、経営情報の透明性を高め、経営品質の向上をサポートします。

SCSKについて

SCSK株式会社は、システム開発、ITインフラ構築、ITマネジメント、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)、ITハード・ソフト販売まで、ビジネスに必要なすべてのITサービスをフルラインナップでご提供します。また、住友商事をはじめとするお客様の世界各国におけるITシステム・ネットワークのサポート実績を活かし、グローバルITサービスカンパニーとして、さらなる飛躍を目指してまいります。

上記に関するお問い合わせ先

株式会社ディーバ 広報担当 diva_pr@diva.co.jp

※記載の社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※本リリースは株式会社ディーバ、SCSK株式会社による共同リリースです。両社より重複して配信される場合がございますが、あらかじめご了承ください。