2022.11.30 プレスリリース

ディーバ、企業価値向上に役立つ連結決算開示の普及に向け、 「人的資本・多様性」開示に対応

アバントグループで、連結会計システムと決算業務のアウトソーシングサービスを提供する株式会社ディーバ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:永田 玄、以下 ディーバ)は、人的資本に関する一部の情報を有価証券報告書に記載することを義務付ける方針を受け、DivaSystem LCA 開示対応標準パッケージにて「人的資本・多様性」のデータ収集項目を追加し、2023年2月より提供開始することをお知らせいたします。

背景

2022年11月、金融庁より2023年3月期の有価証券報告書から「人的資本・多様性」に関する情報を記載することを義務付ける方針が発表されました。企業の競争優位の源泉や持続的な企業価値向上の推進力が、無形資産(人的資本、知的資本、企業文化など)にあるとの認識が社会に広がっており、特に人的資本への投資は、結果として成長や企業価値向上に直結するとして、多くの投資家も「人的資本・多様性」に関する情報開示を期待しています。

ディーバは、「企業価値向上に役立つ連結決算開示を普及させる」をミッションに掲げており、前述した金融庁の方針を受けて、お客様の企業価値向上をご支援すべく、自社で提供する連結決算システム「DivaSystem LCA」の業務テンプレートである開示対応標準パッケージに新たに「人的資本・多様性」開示のためのデータ収集フォームを追加することとなりました。

提供予定時期

2023年3月の決算よりご利用いただくことを想定し、2023年2月に提供開始予定です。

開示対応標準パッケージ追加項目およびレイアウトイメージ

連結決算システム「DivaSystem LCA」開示対応標準パッケージに追加予定のデータ収集項目と開発中のレイアウトイメージは以下の通りです。

【開示対応標準パッケージ追加項目】

  • 人的資本
    「人材育成」に関する項目を追加予定です。具体的には、「研修時間」や「人材開発及び研修に要したコスト」などの項目追加を検討しています。
  • 多様性
    「女性管理職比率」、「男性の育児休業取得率」、「男女間賃金格差」の開示に必要なデータを追加予定です。具体的には、「男女の管理職人数」、「男女の育児休業取得日数」、「男女の平均賃金」などの項目追加を検討しています。

【レイアウトイメージ】※現在開発中となります

DivaSystem LCA対応バージョン

クラウドサービス:DivaSystem LCA/DivaSystem LCA PE
オンプレミス製品:DivaSystem 10(メインストリームサポート対象のバージョン)

開示対応標準パッケージ JGAAP準拠 または IFRS準拠 のオプションを契約している場合に、「人的資本・多様性」に対応したデータ収集パッケージが利用可能です。

開示対応標準パッケージについて

開示対応標準パッケージは、制度開示業務のデータ収集から開示システムへの連携までを包括的にカバーしたパッケージです。

制度開示業務に必要な情報を網羅的に収集できるデータ収集パッケージに加え、監査視点での開示データのチェックが可能な分析用レポート(証跡レポート)や、開示システムへの連携が効率的に行える開示システム連携用レポートをセットでご用意しています。

DivaSystem LCAについて

「DivaSystem LCA」は、株式会社ディーバが提供する連結会計システムです。大企業から中堅中小企業・IPO準備中の企業まで、幅広くお使いいただける機能・サービス・価格でご提供しており、累計導入企業数は1,100社を超えております。

  • 「標準的な業務プロセス」や「標準レポート」をはじめからご用意。連結決算初心者でも安心
  • 小さく始められる「利用料モデル」、短期間で連結決算が始められる「短期導入モデル」
  • グループ会社や監査法人ともクラウドでつながり、効率的にリモート決算やリモート監査が可能

「DivaSystem LCA」製品概要
https://www.diva.co.jp/products_services/lca/

ディーバでは、今後も連結決算・開示を支えるソフトウェア/サービスを提供してまいります。

上記に関するお問い合わせ先

株式会社ディーバ 広報担当 diva_pr@diva.co.jp