2023.10.11 プレスリリース

ディーバ、日本の取締役会のDXを推進する 「TRINITY BOARD(α版)」をリリース

~会計/経営情報ソリューション・BPOサービスとあわせて三位一体のソリューションを提供~

アバントグループで連結会計、グループ・ガバナンスのソリューションを提供する株式会社ディーバ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:永田 玄、以下 ディーバ)は、取締役会のDXを推進するクラウドソフトウエア「TRINITY BOARD(α版)」を本日2023年10月11日(水)より提供開始します。
取締役会に関するあらゆる情報をTRINITY BOARD(α版)に集約することにより、取締役会の高度化、運営の効率化を可能とします。

開発の背景 ~日本の取締役改革への貢献を目指す~

昨今のコーポレート・ガバナンス改革により、取締役会は、助言機能に重点を置いた従来のアドバイザリー・ボードから、監督機能に重点を置いたモニタリング・ボードへの進化が求められています。
多くの国内上場企業は、取締役会およびその運営について、以下の課題に直面しています。

<取締役会における課題>

  • 形式的な定例報告や決議事項が多く、本来議論すべき重要な議題について計画的な議題設定ができていない
  • 社外役員の知識や経験をフル活用できていない

<運営における課題>

  • 取り扱う情報の機密性や社外役員が含まれる特殊性などから、DXの波に乗り遅れている
  • 担当部署への業務負荷が大きい

ディーバは、このような課題を解決し、日本の取締役会のDXに貢献すべく、ディーバの親会社である株式会社アバントグループと共同で、本製品の開発に着手しました。

TRINITY BOARD(α版)とは

TRINITY BOARD(α版)は、取締役会に関するあらゆる情報を集約することにより、取締役会の議論や意思決定の高度化を図り、また、取締役会の運営担当部署の運営の大幅な負担減および効率性やセキュリティの向上を可能とします。
さらに、グループ会社の取締役会への適用も可能なため、主要な子会社や海外子会社に適用した場合には、その取締役会の開催状況や内容の透明化を図ることによるグループ・ガバナンスの強化にも役立てることができます。

主な機能

  • 取締役会アジェンダ管理
  • 取締役会関連資料の一元管理
    取締役会年間スケジュール、
    各月の会議の議題・資料・議事録、
    法令やガイドラインなど
  • 自社ニュースの自動共有
  • 経営ダッシュボード
    株価や業績・KPI等のモニタリングのための情報など
  • 役員・幹部人材情報管理
    幹部候補人財の情報、規程や組織図等の社内情報など
  • 決議、書面決議サポート
  • サーベイ
    実効性評価等のサーベイやアンケートなど
  • 委員会対応
  • グループ会社対応
    各種委員会も同様に集約可能です。

詳細はディーバのWebサイトをご覧ください。

https://www.diva.co.jp/products_services/trinity/

ディーバとしての総合ソリューション

ディーバでは、連結会計システム「DivaSystem LCA」を中心に、グループ会社から会計/経営情報を収集し、可視化する各種ソリューションおよびBPOサービスを提供しております。この度のTRINITY BOARD(α版)のリリースにより、連結会計システム等で作成した基礎データが取締役会報告資料としてボードメンバーに提供されるまでの一連のプロセスを一気通貫でサポートすることが可能となります。
この総合ソリューションをご提供することにより、株主・経営者・社員の三位一体の経営を推進し、日本の上場企業の企業価値の向上に貢献して参ります。

今後の展開

アバントグループでは、「企業価値向上に役立つソフトウエア会社となる」ことを戦略マテリアリティとして活動しており、2023年8月4日に発表した中期経営計画にて「ソフトウエアドリブン戦略」を推進することを発表し、本製品の販売はこの取り組みの第1弾となります。
当面は限定数のお客様にご利用いただき、そのフィードバックを反映して2024年初頭より、国内のすべての上場企業およびそのグループ会社を主な対象として本格的な展開を行う予定です。

本リリースに関する問い合わせ先

株式会社ディーバ 広報担当
diva_pr@diva.co.jp