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2017年04月05日

株式会社ディーバ

第275回 (A) 「企業の不協和音」を見逃さない

プロダクトソリューション事業本部 連結会計事業部 連結会計コンサルティング3部
アシスタントマネージャー 増井 直人

「ブラスバンド」「ブラバン」という言葉を聞いたことのあるかたは大勢いらっしゃると思いますが、皆様のよく知る「ブラバン」は「本当のブラバン」ではないのです。

そんな「ブラバン」の領域から、企業会計に通ずる世界観のお話をさせていただきたいと思います。

先日開催された選抜高等学校野球大会でも、アルプススタンドを賑わせた出場校を応援するブラスバンド。私が小学生の頃、ピアノとエレクトーンを習っている友人の誘いで、学校に設けられていた吹奏楽部に入団し、「腕が長いから」という理由でトロンボーンパートに配属され、青春時代はもとより、社会人になってからも長らくプレーヤーを続けてきました。

そもそも「ブラスバンド」というのは、一般的に金管楽器(トランペットなど)と打楽器(パーカッション)から構成される形態のことを指し、日本でポピュラーな「吹奏楽」は、それに加えて木管楽器(フルートなど)や一部の弦楽器(コントラバスなど)が含まれる形態で「ウインドバンド」と区別されます。

そんな「吹奏楽部」は“体育会系文化部”としての顔を持ち、学校によってはランニングに腹筋、腕立て伏せなどを練習に取り入れているところもあります。私も学生時代、休日は試験休みを除いて年に数日、休みの日は朝から晩まで練習。そんな日々を過ごし、高校球児にとって甲子園が聖地であるように、吹奏楽にも聖地が東京にあり、運良く高校生の時にその憧れのステージに立つことが出来たのですが(20年近く前の話です…)、今の中高生たちも、聖地目指して日々鍛錬を繰り返しています。
バンドが楽曲を演奏するにあたり、指揮者がまず目を通すのが「スコア」です。
「どの楽器が、いつ、どんなタイミングで、どんな音を出しているのか、休んでいるのか」それが一目瞭然になっており、指揮者は演者の先頭に立ちそれを聴き分け、判断をして的確な指示を出し、芸術を作り上げていきます。
その過程で、どうしても「濁った音」が生まれてしまうことは多くあります。そこで「同じようなメロディー、伴奏、リズム」などに分割して整えていくのですが、演奏する側も人間です。主張したい、隠れたい、好きにさせてほしい etc…そんな思いがそれぞれの中でぶつかり合うと、ひいては歪みとなり、不協和音にもなりかねず、コントローラである指揮者の力量がより重要になってきます。

この“同じような”「メロディー、伴奏、リズム」を“事業”、その集合体が“会社”だとすると、演奏する側だけでなく、聴く側にも様々な立場の人がいることに気付かされます。グループ全体の業績やバランス、利益を出している事業、そうでない事業、数値の確からしさ、会社の外側だけでなく内側の人間も、様々な角度から聴き分けてやると聞き耳を立てて…そのサポートに最適かつ欠かせないのが、ディーバの製品だと自負しております。

会計は芸術であると個人的に思うところがあります。企業が奏でる様々な音楽の中から、澱みという停滞、濁りという不明瞭を、聴き分け分析し、最適なアドバイスが出来るマエストロが弊社には大勢在籍しております。どんな難曲でも構いません、まずはディーバにご相談ください。かの佐渡裕やシャルル・デュトワにも負けない「名演」を、お客様と共に作り上げていくことが出来れば幸いです。

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