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2017年06月07日

株式会社ディーバ

第279回 (B) 情熱の国、スペインから

CFOオフィス事業本部 アウトソーシング事業部 業務統括部
アウトソーシングサービス第4グループ長 山下 直哉

スペインでは「チョリスモ」(=シメオネ主義)という言葉があります。シメオネというと、サッカーに詳しい方はアルゼンチン代表の選手というイメージがあるでしょうし、サッカーにあまり詳しくない方は、2002年の日韓W杯のときのベッカムフィーバーで、過去にベッカムを挑発し退場させた男として映像でご覧になった記憶はあるのではないでしょうか。「狡猾さ」を体現したような男は今、監督として名将と呼ばれるようになっています。

彼が名将と呼ばれるのは、レアルマドリー、バルセロナに次ぐスペイン第3番目の規模がありながらも、近年安定した結果が残せなかったアトレティコを、欧州屈指のレベルのチームに変えたことにあります。彼は2011年の監督就任時に「私はアトレティコの歴史的なプレースタイルを取り戻し、クラブをかつていた場所へ戻したい」と語りました。その意味は、カウンター主体のチームを作り、守備はしぶとく、倒すのに苦労するようなチームを作るということです。シメオネはかつてアトレティコでリーグ優勝を果たした時代の中心選手でした。ひとりの選手として、チームのために努力を惜しまず情熱を捧げ、目の前の相手と戦う姿勢を、今のチームに注入したのです。その代表的な言葉が「試合から試合へ」であり、常に次の一試合を勝つために挑むという姿勢でした。
シメオネの生き写しのようなチームは2年後の2013-14シーズンに、年間予算が4億ユーロほど高いレアルマドリーやバルセロナがいながらも、リーグ優勝を果たしたのです。惜しくも同年のチャンピオンズリーグ決勝では敗れてしまったのですが、自分自身とアトレティコを重ね、アトレティコを応援していた人は多いのではないかと思います。私も心を打たれた一人です。
その2013-14シーズンが終盤に近づくにつれ、シメオネの言葉は共感を集めることになりました。豊かな者に戦いを挑むという構図は、スペインで経済不況に苦しむ庶民の日常そのものであり、最後に勝利を掴むというストーリーは庶民を勇気づけました。努力を惜しまずに、やればできるということが現実になったのです。

ディーバ社も設立から20年が経ち、連結会計システムのパッケージソフトを開発・導入するだけではなく、決算業務のアウトソーシングサービスをお客様に提供するようになりました。私はそのアウトソーシング事業部に属していますが、そのアイデンティティーは会計のプロとして、ITのプロとして、徹底的にお客様の役に立つよう努力を惜しまないことだと私は理解しています。事業部自体も皆様のご支援があり組織が拡大してきていますが、組織を持つ者として、その大事なことを、言葉にしてメンバーに伝えているつもりです。思いは言葉にしないと伝わりません。
アウトソーシングを決意されるお客様は、現状の課題を解決するための手段として、ディーバ社を選択いただいております。アウトソーシングをすることで、お客様ご自身にも決算業務への関与方法を変える努力をしていただくのは事実ですが、そのご期待を裏切らないように、準備とプランを、情熱を込めてご用意しております。

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