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2017年08月23日

株式会社ディーバ

第284回 (A) 「サイコン」のすゝめ ~今よりももっと遠くへ~

CPM事業部 コンサルティング1部 第2グループ長 松尾 慶泰

ちょうど1年前に、スポーツタイプの自転車、いわゆる「ロードバイク」と呼ばれる類の自転車を購入しました。天気の良い週末には1日に100km~200kmくらいの距離を走っています。季節の移り変わりを五感で感じながら走るのは、とても気持ちの良いものです。(写真は自転車で山中湖まで走った際に撮影したものです。)

「ロードバイク」を購入してから半年くらいたった頃に、サイクルコンピューター(略して「サイコン」と言います)という機器を購入し、ロードバイクに取り付けてみました。「サイコン」とは速度、走行距離、ペダルの回転数(「ケイデンス」といいます)、方角、時間などを計測・表示するツールです。

「サイコン」自体はあくまで自転車の状態を計測・表示できるだけの機器ですので、それ自体がペダルの回転を補助したり、自転車の重さを軽くしたりするものではありません。しかし、サイコンを購入してから、以前よりも遠くまで走れるようになったと感じています。自転車はペダル回転数である「ケイデンス」が一定となるようにギアを変えて走るのが効率的な走り方と言われています。最適な「ケイデンス」は諸説あるようですが、1分間に60~100回転くらいという説が多いものの、人それぞれ違う様です。

いずれにしろ、上り坂、向かい風、悪路など走行負荷が大きくなる場合は、ギアを落としペダル回転数は変えないようにすることで、結果として無駄な体力を浪費しないと言われています。「サイコン」を取り付ける前までの自分は、現在ペダルの回転数がどれくらい下がっているのか?を自身では把握できませんでした。結果として、ギアを変えるという「意思決定」を適切なタイミングでできず、すぐに疲れてしまっていました。「サイコン」を取り付けてからは、以前に比べて休憩時間も減り、より遠くまで辿り着けるようになったことを実感しています。(ちなみに、山中湖は自宅から往復で244kmでした。)

「サイコン」と呼ばれるこの自転車向けの機器は、ビジネスの世界においては「ダッシュボード」という経営管理ツールに相当すると考えています。自転車においては、「ケイデンス」などの各種指標を「サイコン」により把握することができるのですが、ビジネスの世界では「回転率」や「収益率」といった指標(KPI)を「ダッシュボード」で把握できます。もちろん、ビジネスの世界の多様性・複雑性は自転車の比ではありません。しかし、指標をもとに自らの状況を把握し、適切なギアを選択することで、より遠くまで走ることができるというのは、企業経営にも相通ずる点があると思います。

私が所属しているCPM事業部では、企業グループ全体の状況が把握可能な “連結ベース” の「ダッシュボード」の仕組みづくりをご支援していますが、意思決定に使える仕組みをなるべく短期間で提供することをモットーとしています。是非、御社のビジネスにもクイックに「サイコン」を導入してみませんか?