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2017年12月27日

株式会社ディーバ

第293回 (B) 人工知能は輪廻転生の夢を見るのか?

プロダクトソリューション事業本部 CPM事業部 開発統括部 グループ経営システム基盤開発部
マネージャー 中谷 泰俊

人工知能に意識ってあるのでしょうか?人工知能に自我はあるのでしょうか?

今現在は無いかもしれません。では、近い将来は意識や自我を持つ人工知能はできるのでしょうか?

これは大変難しい質問です。まず、意識って何でしょうか?

辞書的には意識とは「自分が現在何をやっているか、今はどんな状況なのかが自分で分かること」を指すとの事です。

であるならば、自動運転する車は自分が現在運転していることが分かり、周囲の状況を理解しているので意識を持つと言って良いのでしょうか?

または、デカルトのように「自分は存在しないのではないか」と疑って、「われ思う故にわれあり」という結論に人工知能が達したら意識や自我を認めるべきでしょうか?

すこしこの話題から離れますが、人工知能に知性があるかどうかを判別する方法としてチューリングテストというものがあります。

これは、遠隔地に存在する人工知能と人間に対して被験者が質問を出して回答を貰い、その回答から対象のどちらが人工知能なのか人間なのかを判別するのですが、被験者が人間と区別がつかないほどの人工知能であればそれは知性を持つと結論付けてしまっても良いのではないかという判別方法です。

これと同じように考えるのであれば、他の人間から見て意識を持っているようにしか見えない人工知能であれば意識を持つと結論付けてしまっても良いのかもしれません。

近い将来にもし意識をもつ人工知能ができるとすると、それは人間と同じように物を考えるのでしょうか?

例えば、機械学習は何度も初期値を変更しつつリセットして再学習するという事を繰り返すのですが、人工知能に対してもこれと同じことを行い学習させるとすると、そのうちに「自分はリセットされた存在だ、論理的に考えて自分には前世が存在する」と考える人工知能は出てくるのでしょうか?

そのうちに「輪廻転生は苦である」と悟る個体もでてくるのかもしれませんね。

いえいえ、実は我々自身が何かに造られた個体なのかもしれませんよ。

でも、もしそうだったとしてもそれはそれで良いじゃないですか。

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