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2018年05月23日

株式会社ディーバ

第303回 健康診断A判定にも潜む、大きなリスクとは!? 

執行役員 人事総務担当 藤井久仁子

4月から新年度が始まる企業様が多いと思いますが、 すでに「春の健康診断」を受診された方も多いのではないでしょうか?

この時期に限らず、会社員であれば年に一度は必ず、受診が求められる「健康診断」。

その健診データを有効活用されていますでしょうか?

「毎年、オールAだから大丈夫」と安心している人(私もその一人です)も、ぜひチェックいただきたい項目がありますので、どうかご一読ください。

 

とある健康関連の社外セミナーで、偶然にも隣の席になったAさん(30代)との会話、

私「健康には気を付けていて、とりあえず健診結果はオールAだから安心しているんですよ~」

Aさん「いやいや藤井さん、私もオールAだったけど、心筋梗塞で倒れましたよ」

私「・・・(驚愕)」

 

よくよく話をうかがってみると、健診結果がオールAにも関わらず、心筋梗塞のリスクが結果データの中に隠れていたというのです。

ご存知の通り、心筋梗塞などの虚血性心疾患は、動脈硬化により血管の内腔が狭くなり、血液の流れが制限されて生じます。この動脈硬化を引き起こす危険因子の一つとして「コレステロール」が挙げられることはよく耳にする話で、「健診結果でコレステロール値が基準内であれば、問題ないのでは?」…と思われがちですが、その見方では十分ではないと教えてもらいました。

みなさん、もしお手元に健康診断結果があれば、次の比率をご確認ください。

 

LDL(悪玉コレステロール) ÷ HDL(善玉コレステロール)

 

いかがでしょうか?

ちなみに、Aさんは「3.0」すなわち、悪玉コレステロールが善玉コレステロールの3倍の数値だったそうです。(一般的に「2.5」以上の場合は、動脈硬化や血栓の危険性があり、望ましい水準は「1.5」以下とのことです。)

 

つまり、健康診断の判定基準(日本人間ドック学会の基準)として、LDLの基準範囲は60~119mg/dl、HDLの基準範囲は40~119mg/dlとそれぞれ設定されているため、各数値が基準範囲内(A判定)であったとしても、例えば、LDL:118mg/dl、HDL:40mg/dlの場合は、さきほどの比率が「2.95」となってしまいます。

このように、「A判定だからと言って、安心していられない」リスクが潜んでいるわけです。

一つひとつのデータだけを見ていると問題のないものでも、いくつかのデータを組み合わせることによって意味のある情報になるということを痛感した出来事でした。

 

私達にとって健康状態を把握するための健診データのように、企業にとって価値のある情報をタイムリーに把握するためのソリューションをDIVAは提供し続けてまいります。データの有効活用にお役立ていただき、企業の健康維持に貢献できるよう邁進いたしますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。