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2018年08月01日

株式会社ディーバ

第308回 (B) 未来のコミュニケーション

グループコミュニケーションマネジメント統括部 コンサルティング1部
第1グループ グループ長 中里 健吾

「人、モノ、金、情報。これは移動が難しい順番である。情報は瞬時に世界を移動できるが、人は簡単に移動することはできない。しかし、インターネットが進化していけば、人は移動する必要がなくなる。」

2000年の初め、大学でこんなことを習いました。長時間かけて通勤、通学する必要もない、世界とも瞬時につながることが出来るようになる。そんなことが考えられた時代でした。

「Second Life」というインターネット上の仮想空間を提供するサービスがブームとなり、かの有名な映画「Matrix」、「攻殻機動隊」など、SFの世界が現実味を帯びてきたのがこの頃ではないでしょうか。

テクノロジーや、新しいことを考えることが大好きだった私は、当時、様々なことを想像しました。

視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚など、「実際にそこにいることと同じ感覚」を得ることは可能なのだろうか?海外との言葉の壁はどうなるのだろうか?英語の苦手な日本人は取り残されるのではないだろうか?などなど。

 

私がITの世界に初めて触れたのは1995年、Windows 95が発売された直後のことです。

当時、高校生だった私は、パソコンを購入するとすぐ、パソコン、インターネットの世界に漬かりました。インターネットを通じて全国各地に友達を作り、当時は危険な香りがした「オフ会」にも参加していました。

言葉の問題で、私の世界が広がったのは日本国内まででしたが、新しいコミュニケーションの可能性をはじめて実感したのが、この頃でした。

それから20年強、ものすごい速度でITの世界は進化し、今ではそれなしでは生活が成り立たないレベルまで依存しています。

 

そして今日、AI、ロボット、ディープラーニング、ビッグデータ、自動運転、自動翻訳、ドローン、AR・VR、3Dプリンタ等々、社会がより激しく変化する技術が、今、現実化してきました。

「Second Life」がブームとして衰退していってしまった当時とは異なり、世界は確実に変化し始めています。

インターネットが普及した当時には簡単には越えられなかった国の壁も、自動翻訳技術、AR・VR等が進化していくことによって、世界はより身近なものになると思います。

 

そんな中、手前味噌になってしまいますが、私が所属する連結基盤コンサルティンググループが、7月より新たに、GCM事業部(Group Communication Management)としてスタート致しました。

連結会計から始まり、グループ経営を専門としている弊社において、我々は、グローバルに展開するグループ会社内のコミュニケーションを管理、促進することを目的とします。

 

以前より、海外の子会社に関しては、コーポレートガバナンス、リスクマネジメントの重要性が叫ばれています。しかし、海外の子会社は、日本に住む我々にとっては、いろいろな意味で遠く、その解決には多くの壁が存在しているのではないかと思います。

まずは、子会社から収集するデータの幅を広げ、質を高めること、その先には、そのデータの新しい活用方法、子会社とのコミュニケーションの促進手段の検討など、グループ経営にとって有益なソリューション、サービスを幅広く展開していくことを目指しています。

子会社のデータを把握するだけでなく、子会社と真の意味でコミュニケーションを取ることに貢献する、そんな価値を提供して参りたいと思います。