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2019年03月06日

株式会社ディーバ

第322回 (B) 「AI/RPAで業務を自動化」と言われるけれど…

グループコミュニケーションマネジメント統括部
コンサルティング1部 第2グループ 英 健一郎

10年程前、「将来なくなる仕事」が最初に発表された時、私はERP導入をメインとしたコンサルティング会社に在籍しておりました。
この時から、経理業務(特に、伝票入力)はこの「将来なくなる仕事」に入っており、確かに当時は「各社経理業務の標準化/システム化/集約化」の波が押し寄せていた為、“確かに!”と感じ入るところがありました。
この時、私が変化の波に対して感じた思いは、「実際に多くの人が職を失うかもしれない」という”脅威“の気持ちでした。

そして、AI/RPAの波を迎え、“いよいよ経理組織は変化しないといけないぞ”と言われるようになってきた今、私はDIVAにて連結決算を担当されている皆様とお話させて頂くようになりました。
そんな私が現在、変化の波に対して感じている思いは“不満”です。

何が“不満”かというと、「連結決算を担当されている皆様の悩みを解決するようなモノが見当たらない」という不満です。
そして、世の中に無いのであれば、ここは「連結決算No. 1」を標榜する弊社が奮起しなければならないところかと思います。

そこで、現在の弊社がどのように皆様のお役に立てるかを考えてみました。

 

【前提】

  • RPA/AIのコンセプトの目指すところは、大まかに以下3点に集約されると思います。

⇒単純業務の自動化による、時間の創出
⇒創出した時間を高付加価値業務へシフト
⇒変化の波をデータから予測

このうち、3番目は“出来たら嬉しい”ことですが、目先の皆様の悩みとは直結しないと思われますので、本稿の検討対象からは割愛いたします。

また、2番目の“高付加価値業務”が何を示すかは大変曖昧ですが、連結決算というグループ経営の根幹を支える業務を担っている皆様におかれましては、「今は出来ていないけれど、時間があればやりたい事」は枚挙にいとまが無いと思われますので、この部分の“目指す姿”のようなところも割愛し、1番目の観点で「皆様がお困りのこと」に着目したいと思います。

 

【比較検討】

  • 単体会計の領域に於いては、業務の大部分が入力業務と入力内容のチェックであり、その為に現状の経理向けRPAソリューションは入力業務の効率化に重点を置いています。
  • 連結決算の領域に於いては、連結決算業務自体が元々EXCEL等、手作業で行われていたものを自動化したものが連結決算システムである為、ある程度は自動化は達成されていると思います。

では、連結決算担当の皆様の業務負荷が何によって増えているか/減らないか、ということを考えると、誤解を恐れず言えば「手戻りの存在」に尽きるのではないかと考えました。

例えば、連結パッケージの内容を集めたら、内容をチェックして、誤りがあれば差し戻されると思います。
また、連結決算処理を流した後も、内取照合の差違を確認し、子会社からの報告内容に誤りがあれば、差戻しをされていると思います。
このように、連結決算業務の中では様々なタイミングで「チェック」⇒「チェックに抵触したら詳細確認」⇒「修正が必要であれば差戻し」というサイクルが発生しています。

このサイクルが、1つ1つの業務量は大きくなくても、積み重なりによって皆様の業務の少なくない部分を占めているのではないでしょうか。

 

【取組テーマ】

であれば、連結決算担当部門が実現したい取組テーマは以下を実現することであると考えます。

  • (正確なデータを)早く集めて
  • チェックが楽に実施できて
  • 手戻りが少なくなる

このような要望であれば、弊社では以前より多く相談を頂き、対応してきたテーマでございます。
もし、ご興味がございましたら、“他社はどうやってるの?”とお気軽にお声掛け頂ければと思います。