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2019年09月18日

株式会社ディーバ

第335回 四半世紀の時を超えて

開発統括本部 プラットフォーム開発統括部 SRE室 マネージャー 石井 雅人

人との繋がりを大切にしたいと思い起こして、昔にやめていたゴルフを再開することにしました。

 

ゴルフをやめたのは凡そ25年前になりますが、丁度、長男が誕生し子育てが大変になって来た頃のことでした。共働きの妻が休職して子育てに対応していたので大丈夫かと思っていましたが、長男がなかなか寝付かず、よく泣いて寝かしつけようと悪戦苦闘の毎日で、寝不足のふらふら状態になってしまいました。そんな様子に自分も早めに帰宅して、長男を寝かしつけることをよくやりました。抱っこして揺らしてやると大人しくなるけれど、そのまま一人では静かに寝られない。また抱っこして揺らして寝かせるの繰り返しをやっていました。いつの間にか夜中になっていて一晩中、寝かせるのに苦労しました。

 

このままでは我が家は持たないと考えて生活設計を見直すことにし、テキサスに出張した折に購入したゴルフクラブセットも気に入っていましたが、ゴルフは辞めることにして、一度使ったきりでお蔵入りとなりました。

 

それから四半世紀の時を経て、若くして引退した友人がオーストラリアの名門コースのあるゴルフリゾートに住んでいるので、友人有志で豪州ゴルフツアーを組むことになりました。25年も家の隅奥にしまったきりのゴルフクラブセットを取り出しました。

 

一目瞭然で今の道具と比べると古さは否めません。ドライバーのヘッドが全く違っていて、テキサスで買った米国製King Cobra はそれまでにない大きさのヘッドで大き過ぎて反則ではないかと言われていたものです。ところが豈図らんやヘッドはその後随分と進化して当時のヘッドを今見ると可愛い大きさに見えてしまいます。

 

復帰戦をやる時に流石に昔のドライバーでは難しいだろうと友人が1本譲ってくれました。ヘッドの大きさは倍くらい、シャフトも長くなっているが軽い。飛距離性能は格段に向上しているとのこと、慣性モーメント値も二倍になっていて、芯をはずして打った場合でもヘッドがぶれにくく、飛距離ロス、方向性・安定性が格段に良くなっています。なので芯を外れてもそこそこの方角と飛距離が確保できるようになりました。

 

ゴルフ場では自動カートのモニターに、コース表示とグリーンまでの距離が表示されています。前のカートの位置も分かるので、打って良いタイミングを間違えない。一緒にゴルフに行った方はGPS付の腕時計ガーミンで、グリーンまでの距離を測定してからクラブを選択していましたし、別の方はレーザー測定器で目標までの距離を測っています。高低差があるホールではレーザー測定器の方が正確のようです。

 

ホール第一打の前にカートに表示されたその日のグリーン位置と距離を見て、GPS測定器、レーザー測定器の計測値を持ち寄ってコースの攻め方を話します。その後は自分の打つポイントから距離を見ながら進めるわけです。ホールは人の感覚を惑わせる作りになっていたりして打つ方向が違ったり、高低差から距離の読みが違ったりしますが、今の優れものはデジタルに正確な数字を教えてくれます。

 

先日長男がゴルフ練習場に一緒に行くということで初めてクラブを握ったのですが、「動画を撮って」と携帯を渡されて暫し撮影。2ショット位を撮ってからその場で再生。二人で見ながら「ふらふらしているなぁ」と簡単に自分を見ることが出来ます。

 

以前はスタートホールで専属カメラマンが高速撮影し12分割位の連続写真を撮ってくれて、帰りに購入して見るのが楽しみでした。ですが改善箇所を特定して練習に取り入れることなどは出来ませんでした。今ではユーチューブでいろいろなお手本ショットが見ることができます。自撮りのビデオと比べてどこが悪いか容易に見て取れます。週末にスポーツクラブに出かけると、測定器が付いて各種速度を測定し、スウィング録画で模範とのGap分析をして強化練習の方法を教えてくれます。「何だか簡単になった気がするなぁ。。」一瞬そう思いましたが果して本当にそうでしょうか?

 

進歩したものをうまく取り入れられれば、長いブランクで浦島太郎の様な状況ではあるものの、直ぐに以前の実力くらいには戻るのではないか、もしかしたら更に上手くなれるのではないかと期待してしまいます。復帰の切っ掛けとなる豪州ゴルフツアーに向けて腕前を上げておきたいところです。

 

ですが一見進化したゴルフ道具によって誰でも腕前が上がるような錯覚に囚われているだけかも知れません。実際には25年前も今もアマチュアの平均スコアは変わりないとのことです。それは進歩し道具を使いこなす専門家には劇的な効果を与えますが、ミスショットを余り減らさないことが原因だからです。重心距離が長いクラブは振り難いとの話も聞き、ヘッドの挙動をコントロールすること、フェースの向きをコントロールすることは昔のクラブより難しいらしく、中々本格的に活用するには専門性が必要と言う訳です。

 

自分の「勘」を信じるのではなく数値データを客観的に評価することで、感性を高めてスコアが良くなるのは間違いありません。身近になったテクノロジーの活用如何で大きな差がつきます。第一打は進化したドライバーに任せてしまいそれ以上は追及しない、その代わりにデジタルな計測データを活用したアプローチの攻略に集中してミスショットを少なくする練習を心掛ける様にしようと考えています。

 

会社でもテクノロジーによる事業の意識が高まっています。社長が「わが社のマイクロサービスはどうしているのか?」と発言する時代が日本にも到来し、クラウド・ネイティブと以前から呼んでいた世界の到来が現実になってきました。クラウド・ネイティブなビジネスを進めることで大きな価値が産まれてきますが、クラウドが提供する進化した機能をそのまま活用してレベルアップをする領域はそれに任せる様にして、ビジネス価値の向上に繋げてゆくための取り組みに集中することが大変に重要です。ディーバを選択いただくお客様は積極的にグローバルに展開されている中で、企業グループのパフォーマンス向上へ取り組まれているので、その価値を向上させてゆくご期待に応えるべくクラウド活用の専門性を高めてご提供して参ります。