グループ税務ソリューション
グループ全体のキャッシュフローの最適化を見据えた税務リスク管理や税務管理体制の構築など、「守り」から「攻め」までグループ税務業務を支援
- サービス領域
- 事例
コンセプト
世界各国の移転価格税制の執行が強化される傾向にあるなか、グループ全体の税務ガバナンスや税務管理体制強化が迫られつつあります。
ディーバではグループ各社からのデータ収集、レポーティング、分析・シミュレーションが可能なシステムの構築、そのほかのメンテナンスサービスまでワンストップでお客様のグループ税務業務を支援します。
グループ税務領域における課題一覧
ディーバでは、下記のようなグループ税務領域に対する課題に対して、システム・コンサルティングの面でご支援いたします。
グループ税務 | ・グループ税務ポリシーの策定 |
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・連結実効税率の低減 | |
・タックスヘイブン税制への対応 | |
・移転価格ポリシーの策定 | |
・BEPS行動13におけるCbCレポートの作成 | |
・マスターファイル、ローカルファイル等関連情報の管理 |
グループ税務領域を支援する“進化し続ける”ソリューション『BEPS Cloud』
BEPS Cloudを活用することにより、ディーバの持つ、連結会計のノウハウと、グループデータ収集ソリューションを活かすことで効率的かつ高度なBEPS対応を進めることができます。
ディーバはBEPS対応を契機に、これまで連結会計・連結経営管理領域で多くのお客様にソリューションを提供してきた実績・経験・ノウハウをベースに、今後は税務領域においてもお客様のニーズに応えられるソリューションを提供します。

活用事例
【背景】
連結会計システムで管理している法人と税務部門で管理していきたい法人(グループ税務対象法人)が異なっており、経理部門が主管する連結会計システムにこれらの法人を追加するには権限などの調整が煩雑だった。
また、指標やポリシーの発信、各法人の税務担当者同士のコミュニケーション、法人間の売買契約書の収集等今後のグループ税務業務の用途を鑑みた場合、連結会計システムとは別の「グループ税務専用」の基盤を検討、クラウドシステムのため、初期コストが抑えられインフラ面の調整・調達も不要なBEPS Cloudを採用頂いた。
【実現内容】
- 連結会計データを連携し国別報告事項作成プロセスのシステム化を実現、入力業務の省力化及び収集管理業務の簡素化を実現。
- 国別報告事項情報と合わせて税務関連情報の収集を実施。ガバナンスを目的とした管理基盤の構築に着手。
選ばれる理由
連結会計システムとのデータ連携による入力業務負荷軽減
DivaSystemだけでなく、各種会計システムのデータを取り込み可能。
例えば、国別報告事項作成時に取り込んだデータを採用し、各社の入力負荷を軽減します。クラウドシステムならではの多彩なメリット
インターネット接続のみで高セキュリティなネットワークをご利用いただけます。
運用維持管理工数の削減により、業務部門がコア業務に集中することが可能になります。
月単位での利用課金体系なので、使わない期間の不要なコストを削減可能。
国別報告事項など、法制度の変更に伴い標準コンテンツが更新されます。
グループ税務業務に関する標準コンテンツを随時を拡張予定。e-Tax提出フォーマットへの対応
国別報告事項提出に対し、いち早くe-Tax提出フォーマットに対応。
CSVでの出力に標準対応します。